岳南電車ジャトコ前を出るとカーブが続き、車輪を軋ませながら富士市街地を走ります。
今日乗車している岳南電車9000系は遠いむかし、京王電鉄時代では一直線に八王子へ向かう国鉄中央線に対して多摩丘陵を右へ左へと車体を揺らして京王八王子へ向かっていたもと京王電鉄(初代)5000系

やまや京王時代のこの電車には想い出があります照れ
以前、八王子付近にある大型車メーカーで研修を受けた時のはるか昔の話。行きは新幹線集合時間厳守時計のため新幹線からそのまま中央線特別快速へ乗り換え💨、帰りは京王電鉄を利用して帰りました。案外、右へ左へと線形が不利ながら沿線からこまめに乗客が乗って来て明大前では車内は平日日中ながら車内は混み合ってさすが東京の電車は凄いなぁチーンガーン田舎者である事を京王電鉄で思い知ったものです。

本吉原駅を出発すると、左カーブとなり、田宿信号所跡を通過します。1951年12月、本吉原(当時は吉原)ー岳南富士岡間開業時に開設されていますが、1982年11月に廃止されていますが廃止から40余年経過した今なお往時の面影が残っています。カーブの先には詰所が見えます。


岳南富士岡、12時41分着。がくてつ機関車ひろばを見学しますニコニコ京王電鉄(初代)5000系とはここでお別れです👋。

以前にも立ち寄ったがくてつ機関車ひろば

説明が重複するので保存車輌については過去ブログを御覧ください。


タラー少しだけ補足させてくださいパー

岳南鉄道ED403

がくてつ機関車ひろば

2023年12月2日

大昭和製紙ラッピング時代の外観に復元されたED403。現役時代最期に電動発電機が故障してしまいそのまま走る事無く貨物列車廃止後の2015年3月、廃車となりました。

近代的なパノラミックウインドゥチョコレート色の車体とデッキを持つED402。現在でも車籍を有しているものの主な仕事は無く昼寝する日々が続いています。



凛々しい姿で来客者を迎えてくれるED501


“ルーバー"よりは“鎧窓"のほうが似合う、風格があるED501のサイドビュー。車番は名鉄時代から変わらないまま。

予備機時代が長かったのが幸いしてED321やED103より長生きしているED291。

用途廃止から10年が経過したとは思えないほどキレイなED402・ED403。

ワムハチことワム80000。かつては全国各地で観られたワム80000も最後は岳南鉄道の紙輸送が最後でした。

モハ7002

現在でも70017003は稼働していますが、7002は2018年7月に引退しています。

もとは京王電鉄井の頭線で活躍していた3000系3701F。5輌編成の4輌目:デハ3101がこの車輌の成り立ち。編成の中間電動車として1996年まで目立つ事無く井の頭線で活躍していました

その後運転台取付などの大改造を経て1997年12月から二十余年に渡り岳南鉄道を支えて来たのでした。