4月25日付やまやブログにて
国鉄バス廃車体の写真を貼りながら、解説せずupしていたコトに気付きましたオーマイガー
そのため、解説を加えて内容を増量してお届けします。
国鉄バス331-4022
いすゞBA05N(1974年)
磐田郡豊岡村下神増
1993年7月
天竜川沿岸の砂利採取場は国鉄(JR東海)・遠鉄・浜松市営の廃車バスが現場休憩室として使用されました。廃車後すぐなら移動する時にバッテリーを繋げば移動するので数年で移動する必要のある砂利採取場の休憩室に廃バスは適していました。もともとは遠江二俣営業所で活躍していたもので、国鉄時代の1985年11月に廃車となりました。
国鉄バスの廃車体は、近隣の営業所から供給される訳ではありません。例えばこの辺りに長野県の下諏訪営業所からやって来たり、愛知県内に金沢営業所の車輌が来たりしています。見分ける方法は車体の広告であったり、タイヤに刻んでいる管理番号によりどこで使用されたか分かります。
国鉄バスの管理番号の例

静岡鉄道
三菱MR450(1974年)
浜北市善地
1992年4月11日
まだ高校生だった1992年春、浜北市内、ビラックス高園の西側にポツンと置かれていた静岡鉄道の三菱MR450。車体にはまだ艶があり、回送されて持ってきたばかりのようでした。側窓には祭りの時に飾る"軒花"が飾らせています。
当時の静岡鉄道浜岡営業所にはまだ三菱MR450の青バスが2輌(浜松22か1423:呉羽車体B4車体と浜松22か1306:富士重工3E車体)とでした。
その後しばらく姿が確認出来なかったMR450は2001年に磐田市堀ノ内に置かれていました。半ば砂利に埋もれ、灯火類の破損はありながらも、まだまだ原型を残していました。
側面の『高木人形』の広告のほか、窓に飾ってある祭りの花"軒花"が見られます。
2002年、2輌のバスは並べられて現在地に送られて来ました。
静岡鉄道
三菱MR450(1974年)
静岡鉄道
三菱MR450(1974年)
いすゞBU20(1975年)
静岡県内
2022年4月25日
砂利採取場…と云うより砂利置き場にも廃バスが置かれています。永らく置かれているため、近年では落書きが目立っています。
🚌今回の廃バス🚍
①④②国鉄バス331-4022
いすゞBA05N(1974年)
磐田郡豊岡村下神増
①④③静岡鉄道
三菱MR450(1974年)
静岡県内
①④④静岡鉄道
いすゞBU20(1975年)
静岡県内