おもしろ可笑しく

おもしろ可笑しく

女対女の暗黙の確執(というか毒という名の愚痴)と脳内恋愛を主に男と女とか交わいとかいろんなことををおもしろ可笑しくしたつもりで書き綴りたい

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http://dream-novel.jp/viewstory/index/29572/?guid=ON

ここでもこの小説が見られるのでよければ見てください♡

そもそもこの小説は私がイケメンに見つからないように逃げて隠れていると
ばぁあっ!ではなく
がぁあっ!と驚かされて(「ばぁ!」じゃなく「がぁ!」という言葉のチョイスにクスリとさせてきたと思ったら)君が欲しいんだと性的な意味で壁際に追いやられたいがために誕生した小説です笑

がぁあっ!と驚かせてくる色音に萌えキュン♡
本当にわたしの中のすごく変わった萌えキュンポイントなのですがこれに共感してもらえたら嬉しいなと思って書きました(難)

それでは続きをどうぞ・・・
(超絶長文注意警報)












私の傷ついた心なんかおかまいなしに通常通り月曜日がやってきた。

今日は取引先の会社の人と都内のホテルで打ち合わせ。
会社を出てタクシーに乗り込み行き先のホテルをつげる。
このまえのリムジンのように最高の乗り心地でもないし運転席に座っているのは高城さんでもない。
ことあるごとに彼との思い出に浸ってしまうのはきっと恋してしまっているからだろうがこれも1か月もすればいい思い出になってくれるはずだ。

彼との思い出を振りはらうように頭を左右に振り邪気退散してしてこれから仕事!と自分に言い聞かせた。

タクシーが歩道に寄りはじめたのでここかと窓からホテルに視線を向けたがそのホテルは一昨日みたそれは大層ご立派で超絶イケメンと3回もファックしてしまったホテルだった。

どうしよう、今日の打ち合わせ上手くいかない気がしてきた。

気まずさを感じながらホテルのロビーに入り待ち合わせ場所であるレストランに入ってロビー側の席についた。

予定の時間より15分はやく着いてしまったが飲み物を頼んでゆっくり待つことにした。
程なくして取引先の人が姿を現した。
黒髪のナチュラルおしゃれヘアに清楚なカジュアルファッション。
手足もスルリと長くスタイル抜群。
これまた爽やかな笑顔を惜しげもなく私に振り撒けてこちらに向かったきた。

今日もかっこいいですね。

「お待たせしました!改めまして香月晴斗です。今日はよろしくお願いします。」
「○○○○です。こちらこそ宜しくお願いします。」

二人は着席すると飲み物を頼み打ち合わせをはじめた。

打ち合わせを進めながらもこれから定期的にこの人に会えるんだ〜などと彼の綺麗な横顔を眺めながら一生懸命に説明してくれている彼をよそに考えていると彼がなにかに気付いたかのように資料から顔を上げた。

「以上で一通りの説明は終わりです。」

あ、説明が終わったのですね。

不謹慎にも浮ついた考えを頭で巡らせていたことを申し訳ないと思いながらも平然として、ではこの通りに進めますねと返事をした。

「はい、宜しくお願いします」
「これからは毎週○○さんと会えると思うと嬉しいです」

え、私の心、読まれた?
でもこれは社交辞令だよね・・・

私も香月さんと会えるのが嬉しいですと彼に負けないように必死の笑顔で返すと彼の眩しい笑顔が帰ってきた。

敗北。

彼が優秀なということもあり予定していた時間よりも早く打ち合わせが終わってしまったのでものすごく気の利く彼の計らいもあってケッキーと紅茶でアフタヌーンティーにしましょうということになった。

香月さんチョイスで運ばれてきたものは女子には嬉しい3種のミニケーキとお紅茶のセットですって。奥様。

15種類あるミニケーキの中から3つ選ぶんだって!

きゃあ〜、なんて素敵なんでしょう。

私はいちごのショートケーキと塩バニラモカケーキとガナッシュタルトを選択。
香月さんはクリームパフといちごのタルトとモンブランを選択。

ケーキを食べながらニヤけが止まりません。

美味しいという言葉を溢れ出させてくれるケーキと香月さんに感謝しながら幸せに浸っていると窓側の席に見たことのある人を発見した。

肩まであるミルクティーカラーの髪。
男前というより綺麗という言葉が似合う容姿と真っ白な歯。
今日は上も下も白コーデで白×白コーデが似合うのはセレブ学校でOGなのになぜか学校牛耳ってるイケメン4人組の一人でお気に入りの場所が非常階段の彼か、あなたしかいないよ。

まぶしい。

ここからでは横顔しかわからないが確実に彼だろう。
なんて言ったってあのキラキラオーラは彼からしか見たことがないもん。

彼らしき人物がいると気づいた瞬間に心拍音がドクンと大きく跳ねるのを感じ彼だと確信するとさらに鼓動は早くなった。

どうして・・・

彼は40代くらいの男性と話していて相変わらずの息を飲む美しさにどぎまぎしながらケーキを食べては彼の方に視線を向けを交互に繰り返しているとどうやら話は終わったらしく、彼と男性は立ちあがると握手をして男性の方だけ帰って行った。

あれ、彼は残るんだ。

彼はもといた席にはつかず先程の男性が座っていたソファーに腰をかけたかと思うと彼がこともあろうことかこちらに視線を向けたのでバッチリと目があってしまった。

またドキンと心拍音が身体を轟かせる。

彼から目が離せないでいると彼は私だと気づいたのか微笑んだ。

天使の微笑み。

さらに心臓が悲鳴をあげていると

「あんなふうな人がタイプなんですか?」

「え?」

「さっきからずっとあの人のこと見てるから」
「タイプなのかなと思いまして」

いきなりその通りなことを聞かれたので困惑していや、その〜と歯切れの悪い返事になっていると例の彼がいた窓側の席から。

「へえ、ああいう人がタイプなんですね」

「私、なにも言ってないで、す・・・」

なんかもう確定されちゃったよ!
でも、そうです、あなたのおっしゃるとおりどストライクですよ!
どストライクすぎるので3回もファックしましたよぉ〜!

あ〜、恥ずかしい。
私はうつむき気味に残りのケーキを口に運びはじめた。

これじゃ、すごく美味しいはずのケーキの味がわかりません。

無味。

「ちなみに僕は○○さんみたいな女性がタイプです」

「え!」

ほっぺたに食べ物を貯蔵する動物ですと言わんばかりにケーキを口に詰め込んでいるとイケメンボイスCDか?と思わせるような甘い台詞が聞こえてきたので顔を上げるといつのまにか頬杖をついていた香月さんがまとも爽やかな笑顔でこちらを見つめている。

「そんなにほっぺをパンパンにして可愛いですね」
「そんなに急いで口に運ばなくてもケーキは逃げませんよ」

この人、いま、私に可愛いと言った!?

すみません!と急いで飲み込んだがこの甘〜いムードはとてもじゃないけど飲み込めずにいるとまたも窓側の席から視線を感じるので目を向けるの長いおみ足を優雅に組んでソーサーを持ってティーカップを口につけてひとくち飲むと
また微笑んだ。

さっきからなんなの!?

内なる私は頭を抱える。

「今度の打ち合わせはランチできるところでしませんか?」

香月さんから仕事という名のデートのお誘い。

はやくこの場を去りたかった私はいいですね!そうしましょうと答えた。

「じゃあ、決まりですね」

そろそろ時間なので僕は行きますとクリームパフといちごタルトとモンブランを半分ずつくれた身も心も清楚イケメンな香月さんは爽やかでまぶしい笑顔を私に向けてくれた。

「私も一緒に出ます!」

「○○さんはもう少しゆっくりして行ってください」

「え、でも、お会計が」

「そんなの僕が払いますよ!」

「そんな、悪いですよ」

「僕がこの場所がいいと言ったので僕に払わせてください」
「それに今日は記念すべき打ち合わせという名の初デートなんですから、僕に払わせてください」

「え、あ、はい・・・」



香月さん、これはデートだったのですね。
さっき打ち合わせという名のデートに誘われたとか考えてたけどわたしはとっくの昔にOKして記念すべき初デートを今日しちゃってたというわけですね。
そして毎週会えると思うと嬉しい=は毎週わたしとデートできるのがうれしいというわけだっとのです。

ハニートラップ。

さすが清楚イケメンのやることは違うな〜
でも見た目がタイプじゃなかったら惹かれるどころか引かれるところだったぞ!
香月さん、気をつけて!
私だったからよかったけど他の人ならドン引きされてたかもよ!!!

私は香月さんのことがちょっぴりわからなくなったけどケーキ分けてくれたからよしとしようということでごちそうさまでした、ありがとうございます。とお礼を告げると、彼が耳元に近づくと
「○○さんがタイプだって言ってた窓側の男性、レストランに入ってきたときから○○さんのことずっと見てましたよ」
「それもすごい熱い視線で、何か話したいことがあるんだと思いますよ」
「なんで、僕は先に失礼しますね」
「来週、楽しみにしてます。それじゃあ」

「それでは、また来週に」

香月さんは爽やかな笑顔を私に向けレストランの出口に向かう途中に彼と目を合わせると一礼してレストランを出て行った。

香月さん、あなたは私のことが好きなんだよね。
自惚れていいんだよね。
だとして、他の男性とのわたしの恋を応援してどうするの!?
香月さんは天然なのかな!?あほなのかな!?

きっといま私は誰から見てもどんな感情の表情だよと突っ込みたくなるようななんとも言えない表情をしているだろう。

文章で表すなら、口元はニンマリで目はパチクリといった感じ。

戸惑いを隠そうと急いでバッグを持ってレストランを出ようと彼を横切ると彼も立ち上がってこちらに向かってくる。

彼も出るのか。

ん?

彼が早歩きに見えた私は自分の歩くスピードもあげて玄関を目指そうとしたが距離が思ったよりも遠く、私より確実に足が長く、歩くのは早いだろうからこのままでは追いつかれてしまうので玄関よりも近かったエレベーターに乗るという選択をした。

私は急いでエレベーターに乗り込み適当に階数のボタンを押し、扉が閉まるのをドキドキしながら見つめると





「がぁあっ!」

ちょっ、心臓が止まったかと思った。
というかなぜがぁあっ!なの?
無言では止められなかったのか?
せめてなぜばぁあっ!ではないんだ!?
困惑している私をよそに彼はエレベーターの扉を両手で開けるものだから締まりかけていたエレベーターの扉は開きいとも簡単に彼の侵入を許してしまうと、彼はこのまえと同じように最上階のボタンを押した。

「あの、私、降ります」

私が開くボタンを押そうとすると彼が迫ってきて見事に壁に追いやられた。

「捕まえた」