昔 うちのじいちゃんが亡くなった時
家で留守番してたんだけど。
母子家庭だったから、母親が昼も夜も働いてて。
その日もやっぱり仕事でいないから、
姉とお留守番。
小学3年生だったから、全然霊感とか
目に見えないモノを信じるとかはなかったんだけど。
その夜はちょっといつもの夜とはちがって。
今まで普通にかかっていた壁に掛けてあった
上着が急に「ぽと」っておちたり。
つけてもいない目覚ましがじりじりなり始めて
「夜なのに??だれか触った??」
って姉に聞いてもやってないっていうし。
不思議に思いながら寝たの。
そしたら次の朝 仕事から帰っていた母が。
「じいちゃん介護中の病院で亡くなったって」
って言ってびっくり。
そうか、あれはやっぱりじいちゃんが来て、
やったんだな。
って子供心に思ったのでした。
今思えば小さいころのほうが、
そういうの感じるのが多かった。
大人になるとそういうのを
感じる力がなくなっていくのかな??