それじゃ、今日はシマリスの小屋作りについて書いてみるね。
まぁ、例の立川のモモンガおじさんの一件以来、俺の中で一気に火がついちゃって。
一度燃え出したら中途半端な消火器じゃ消えないのが俺の直感。。笑
でもさ、シマリスってどんな家で生活する訳?
ってとこから話していこうかな。
小屋作り
じゃあいざ「リスの小屋を作るぜ!」なんて言ったって、何からどうすればいいのかもわからないじゃない?
だからとりあえず小屋のサイズと置く場所だけは決めて。
あとは参考までにネットで「リス 小屋 手作り」とか入れて検索してみるの。
そうするとまぁ大体が既製品のケージを使ってて、あってもそれを少し変えて、100均とかで売ってるBBQとかで使うような網を買ってきてちょっとづつ増設したりだとかさ。
そのぐらいしか載ってないんだよね。
俺の場合は、置く場所も決めててピンポイントで起きたかったのもあるし、どうせやるなら景観も考えてオブジェのように馴染ませたかったから、結局0から作るしかなかった訳。
だからとりあえずその大きさの箱を作ろうと思って、材料を調達して作り上げてさ。
そこまでは良かったんだけど、肝心の中身やらドアを開閉したりだとか、そういうのを全部考えなきゃいけなくて。
ある程度枠だけ組み上げたら、ふと「リスってどんな動きすんの?」って疑問が湧いてきて。
リスの家
まぁ、いきなりリスを飼うっていったところでイメージもあんまり湧かなかったから、まずはお勉強からスタート。
まずは奴らの生態系を知るべ!ってことでさ。
ここら辺で言えば有名なのが、町田リス園ってのがあって、広い公園の中にいろんな種類のリスがいるんだけど、ここにはシマリスがあまりいないらしいんだよね。
そんな噂を聞いてて、他にも「鎌倉にリスがいたよ!」とか、「井の頭公園にいるよね!」とか。
まぁ、たくさんの情報に感謝しつつも俺が向かったのは、埼玉にある「リスの家」って場所。
さいたま市北区にある「市民の森」っていうでかい公園の中の端っこに「リスの家」はある。
野生
この「リスの家」は全体が網で囲まれてて、リスがちゃんと天敵から襲われないように守られている。
中に入ると人が通るコースもきれいに整備されていて、自然の中をうまくイメージしながら、ストレスなくリスが生活できるように環境もよく考えられているんだ。
コースを歩いていると、物凄い速さでシマリスが足元を走り去り、ふと遠くに目をやれば餌を食べてる子がいたり、喧嘩してたり、じゃれてたり。
自然の環境に限りなく近づけて人工的に作られた環境の中で、本当にいろんなシマリスの動きが観れる。
ここにいるシマリスたちは人間が管理してるんだけど、きっと大きい飼育小屋の中で「俺たちは野生だー!」って思って生きてるんだろうね。
社会科見学
もうその時には俺はリスに心奪われてるからさ。。笑
ずーっと同じとこに座り込んで、ただひたすらリスの動きを観察。
物凄く臆病で、だからこそ思った以上の半端じゃないスピードで動き回る。
餌を食べてる時なんかめちゃめちゃ可愛いんだけど、少し近づいただけでサッといなくなるほど警戒心が高い。
自然界の生態系での自分の立場を一番よくわかってるよね、本当に。
ここは本当に勉強になったな。
子供を連れて行ったりしても楽しいと思うし、俺にとってはマジでいい社会科見学になった。
制作
さぁ、お勉強もしたことだし、リスのなんとなくの動きとかもわかったところで今度はこっちの「リスの家」の番。
家の内装を考える訳だけど、この時はもう「俺がリスだったら」って目線で考えて、リスになりきって作ってみたんだ。
塗装から始まって、遊べるスペースも欲しいし、木の枝とかも入れて上下ができるように、そして人の目がつかない隠れる場所も欲しいよねー。。とか色々考えながら進めていって。
山梨にキャンプに行った時に、そこのキャンプ場で木の枝を拾って、折らないように車に大事に入れて持って帰ってきたり。
いずれは看板リスになってくれる?だろうし、せっかくならお客さんが見れるようにもしたいから、金網を貼ってみたりだとかね。
まぁ、とにかく試行錯誤の連続で。。
DIYの腕がそんなにある訳じゃないし、思った通りにならなくてもう一度やり直す。。
一人で「クソ野郎!!ふざけんなよ!!」なんてシャウト。。みたいな場面も多々ありながら失敗を繰り返し。。
見よう見まねで「こうすりゃいんじゃね?」とか一人でブツブツ言いながらどうにかこうにか完成させて。
お披露目
店にお客さんがいない時の空き時間を使って制作してたんだけど、なんだかんだで1ヶ月以上かかってようやくお披露目。
実際に置いてみると、思った以上にマッチしてて我ながらビビった。。笑
「ヤベー。超いいのできた!リスが待ち遠しいなー。。」
なんて言いながら、お客さんでも気づく人もいれば気付かない人もいて。
日頃から真面目に店内観察を怠らない人は速攻気付くのね。笑
大体は「あれ?あんなの前もあった?」みたいな感じで、置いてから2回目の来店ぐらいで気付いてくれて。
「リスを飼う」って言った反応も人ぞれぞれで面白かったんだけどさ、でも皆が「えー!!楽しみー!!」とか「まだリスいないの?」って言いながら来てくれたりだとか、俺以上に楽しみにしてくれる人もいたりだとかで。
きっと「愛されキャラになるだろうなー」ってのが飼う前からダダ漏れ。。笑
まぁ、そんな感じで完成した「リスの家」なんだけど、肝心のリスは?
って話はまた後日。
ではでは。
life is freedom...