造影MRI検査のお手柄(23) | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 50代半ばのその方は、お母さまとお姉さまが乳がんのため、定期的に検診を受けられていました。この度の検診は、視触診、マンモグラフィ検査では異常は認めませんでした。

 エコーでは9㍉大の結節を認め、穿刺吸引細胞診では良性でした。他にも所見があったので造影MRI検査をすることになりました。

 その結果、多発乳がんが疑われるとのことでした。針生検の結果は非浸潤がんでした。

 その後、乳房全切除をうけられましたが、永久病理検査の結果も非浸潤がんでした。術後は無治療で経過観察となります。

 この方は、家族性乳がんの遺伝子検査をうけられていますが、異常なしでした。世の中の85パーセントの乳がんが遺伝性ではないと言われていますので、この方のように乳がんになりうるわけです。

 この方の場合、几帳面に定期検査をうけられていたこと。そして、あえて造影MRI検査をしたことが早期発見につながったものと思われます。

 

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。