11回目を迎えた乳腺開業医の会 | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 先日、半年ぶりに「中国・四国地区乳腺開業医」の会が開かれました。発起人は高知の山川先生と私でしたが、途中で後援してくださるメーカーがかわったものの、今回で11回目となりました。

 先日の第30回日本乳癌学会総会では、松山の井上先生が、私たちの活動を発表してくださいました。全国的にも珍しい開業医だけの会なので、開業医としての視点で話し合いが行われます。

 そのため、いかにしたら基幹病院の役に立てるか、患者さんたちのためになりうるか、というテーマが中心となります。まずは、良性疾患は原則として乳腺クリニックが受け皿となります。

 そして、乳がんの術後フォローアップです。例えば年間500例を優に超す数の乳がん手術をしている広島市民病院乳腺外科が、経過が落ち着いた患者さんを、年に1回診察するだけでも、過去の積み重ねがありますのでパンクしてしまいます。

 そんななか、周術期や再発患者さんのためには時間をかけなくてはならないと考えます。そうすると、私たち乳腺クリニックができる範囲で協力していかないと、基幹病院の医師が疲弊してしまいます。

 乳癌診療ガイドライン2022をみると、乳がん術後の薬物治療は強化されつつあります。そこで、広島市民病院乳腺外科の伊藤先生と相談して、カペシタビンやS1の内服は最初から、オラパリブやアベマシクリブは安定してきた段階でひがき乳腺クリニックが引き受ける形で調整中です。

   

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。