経過の長い乳がん(ありがたい誤算⑬) | 広島で乳がん治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二のブログ

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。

 

 初回手術時、その方は30歳でした。非浸潤がんに対して乳房全切除+センチネルリンパ節生検+乳房再建手術をうけられました。

 術後タモキシフェンを1年半内服され、そのあとは妊活をされました。それから8年後に、手術をした側の腋窩リンパ節に転移が認められたため、手術後にリュープロレリンの注射とタモキシフェンの内服が開始されました。

 この度、再発後10年になるのでタモキシフェンの内服を止めることを考えていた矢先のことでした。ご本人が腋が気になると言われたので検査をすると、前回と同様に腋窩リンパ節転移でした。

 幸い、他には転移はなさそうです。これから手術、そして薬物治療が始まります。お子さんは中学生になられたそうです。

 10年後には薬が中止できることを心からお祈りしています。

   

広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。