広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
私がその方と、初めてお会いしたのは12年前でした。当時、その方は市内のクリニックで看護師をされていました。
広島市民病院に勤務していた私は、ステージIVの乳がんと診断されたその方にどうすべきかを悩みました。肺や肝臓には、多数の転移が認められました(T4bN2aM1)。
ありがたいことに、その方の乳がんはHER2タイプでした。そのため、全身化学療法とトラスツズマブの治療の開始後、半年たてば肺や肝転移は同定できなくなったので、私は手術を決意しました。
今でも、ステージIVの乳がんに乳房全摘をすることは勇気がいります。その方は、広島市民病院からひがき乳腺クリニックに移られてもトラスツズマブを続けていましたが、4年前に岐阜に転居されました。
先日、その方が相談もかねてひがき乳腺クリニックに顔を出されました。今、その方は61歳になられていましたが、看護師は続けられているそうです。
今でもトラスツズマブ治療は継続されているとのこと。せっかくなので、肝臓のエコーをさせていただきましたが転移はなさそうでした。
ご本人は年金がもらえるまでは働かれるそうです。そして3週ごとのトラスツズマブ治療も継続されるそうです。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。