広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二です。
40歳以上の方には、2年に1回マンモグラフィ検診用のクーポンが送られてくることは、ご存知だと思います。「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2019年版」にも、症状のない女性は、2年に1回乳がん検診と明記されています。
その一方で、毎年人間ドックを受けられる方もおられます。さて、どちらが正しいかという議論は起こりえます。
そもそもなぜ2年に1回かというと、乳がん検診の利益(メリット)と不利益(デメリット)からでてきた答えです。要するに、平均的な価値観をもった集団の指針ということになります。
ある日、ひがき乳腺クリニックに1年9カ月前にクーポンでのマンモグラフィ検診をうけられた60代の女性が、「少し早いですが・・・」と検診に来られました。すると、その日のマンモグラフィには、しっかりとした腫瘤が写っていました。
その方と以前のマンモグラフィを見直しても、何も写っていませんでした。諸検査の結果、そのしこりは乳がんと診断されました。
ここで、いくつかの「タラれば・・・」を述べてみます。
この方が、1年毎にマンモグラフィ検診を受けていれば・・・
この方が、2年もしくはそれ以降にマンモグラフィ検診に来ていたら・・・
等々
私が申し上げることは、ただ一つです。
症状のない女性は、2年に1回の乳がん検診でいいと思います。ただし、その方が心配だから1年に1回を希望されたなら(自費になりますが)私は反対はしません。
広島で乳がんの治療をしているひがき乳腺クリニック院長・檜垣健二でした。




