追わなかった・・・といえば、忘れちゃいけない、この人。
ジェローデルがいますよね。
オスカル嬢とキスできたのに、弾かれたくらいで追わなかった。
その前には、ソフィア嬢の馬車故障を発見してフェルゼン伯爵を呼びにいって、帰ってもよいと言われて、帰っちゃう。(帰るなよ!!ここでフェルゼンと戻ってこっそり隠れて見ていれば、失恋後泣きながら帰るオスカルを慰めるビックチャンスがあったというのに。しかもここで慰めて夜まで時間稼ぎすればアンドレのブラびりが自動的に消滅する!)
ジェロ、草食系男子なのか?
私、草食系男子よくわかんないんですよねーー。
草食系男子という言葉が出たころには青春時代終わってたんで、身の回りにサンプルがいない。
ジェローデル、原作10巻には26ページ(だっけ?)しか登場しないのでよくわからない。
結婚話はものすごく重要で、ここでこの人が登場しなければ、オスカルアンドレも結ばれなかったかもしれないという重要パートなんですけどね。
草食系男子というか、彼は傍から見ても恐るべき絆の深いオスカルアンドレに、パパから承諾を得て王手をかける。
この絆を切りに入り込むところからいっても彼は常人ではない。
ジェローデルは完全にファンが作り上げた造形ですよね。特にSS界が。
「彼はアンドレごともらおうと思っていた」、「いやむしろアンドレ狙いだった」、という着眼点でジェローデルの人格は豊かに膨らみました。
実は今、ジェローデルを描くのに苦心しているのです。
性格がねえ、最後の線、捉えどころがないのですよ。
エピソード版のフローリアンが出てから、なお不明。というか、幼馴染でパパ攻略がかけれるのならもっと早くかけろよ。
フローリアンとジェローデルが、人格的に統一できず、分裂気味。
ああ、今、ちょっと考えたんだけど、
アンドレとジェローデルは生身のオスカルが登場しなければ、案外、趣味もあって仲いいのかもね。
高校の同級生、アンドレとジェロは図書委員で読んだ本をよく交換していた。
「このヌーベル・エロイーズっていいよ、なに、ただの恋愛小説だけど。」
「へえ、そう言うなら読んでみるよ。」
ある日、金髪の長身の美少女オスカルが転入していて、彼らの仲はその日のうちに・・・。
みたいな。
ちょっと今忙しいので、いったんここで切ります。