もう8月も完全に終盤ですね。
7月に比べれば少しはましだけど、とても暑いです。
さてさて、今日問題にしたいのは男のなんていうのかなあ、性質の問題です。
ベルばらを愛して50年、女についても男についてもそれなりに(人生上でも)考えてきたと思うんですよね。
でもって下方婚だし(途中、状況変わったこともあったけど)
男が家事できるのも良し。ごはん作れるのも当然、掃除、洗濯OK, いたわってくれたりサポートしてくれるのももちろん。育児はまあ苦手だったが、そのうちやらざるを得ない状況になればやる。)
(もちろん女も仕事収入ももちろん、家事育児もします。さぼるけど。)
でもね、でも、男はやっぱり男なんだなぁ。女じゃないんだぁっと思えるポイントがあるのですよ。
それの一つが、例の何もないプロポーズ。
これを読んでいる方(お若い方かな?))男には絶対に何もないプロポーズをさせちゃだめです。
あのアンドレの「おれには何もない。」プロポーズ。
あれは、だめだーー。危険だ、危険すぎる。
男というものはですね、何かを捧げてしまう性質があるんですよー、どうやら。(女にはあんまりないと思う。)
愛を捧げる、仕事に身を捧げる、戦争に命をささげる。
それでね、プロポーズになんでもいいから捧げてもらいましょう。指輪、花、別に高価なものである必要なんかなし、物の価値なんか変わるからね、シロツメクサの指輪だってよし、ものがないなら「あの月を君にあげる」という超くさいプロポーズでもオーケー、とにかくなんでもいいから男から女は取るべきなんです。
なんでかというと取らないとね、・・・・・・何も捧げるものがないと男は命を捧げてしまうのですよ。・・・・
そう、アンドレは片目を捧げて、両目もダメになって、何もないプロポーズをしちゃって、そう次に彼が捧げたのは・・・そう命なんですよ。男というものは何かを捧げてしまう性質がどうしようもなくあって、捧げるものが何もないと、身を、命を捧げてしまうのです。
アンドレは草むしりの時に「おまえを花嫁にするために立候補するよ」と言ってましたが、やっぱり立候補させてやるべきでしたね。オスカルさま、せめてアンドレが部屋に何か貴重品(母の形見の指輪?とか拾った石でもいいよ、この際)を取りに行ける時間をやってくれ。
女と男には、どうしようもない大きな不公平があって、それは女側に卵子と子宮の子どもを産む大きなものがあって、男側には何か持って来ないとどうにもバランスがとれないのかもしれないです。
クモやカマキリは生殖の時、メスがオスを食べてしまうけど、クモのオスはエサの虫をメスに捧げものにしたりする。
サロメが求めたヨハネの首のように、男と女には、そこにはわからない非常にアンバランスな恐ろしさがあるのです。
逆からも言える、女はプロポーズの物品を男から取るべき。取らないと彼の首を取ってしまう羽目になるから。
基本、男は働かせて方がいいですね。連中は捧げる(稼いでくるとも言っている)ものがなくなると捧げるものがなくなりますから、命が短くなったりするんで。金額なんかどうでもいいから、なんか集めたり、やったり、させておいた方がいい動物ではあるんですね。
とりあえずいったん切ります。