今日の話はとてもエッチな話なので、イヤと思う人はここで読まないでどうぞお帰りください。

 

 

それは日活ロマンポルノの話だからです。

私が大学生の頃、女子学生3人くらいで、ポルノの映画館に行ったりしました。

ぴあに小さな写真が載っていて、内容がちょっと載っていたりしました。

実は、ぴあに、これは見なくてはというのがあったのです。

 

「宇能鴻一郎の濡れて打つ」というもの。

これ、エースをねらえの全面パロディなんですよ。パロディのポルノなんですよ。

これは、エースをねらえのポルノ、ちょっと見たいよね、うん、見ようよ、と友達同士で言っていたのですが、

なんか友達の都合が合わなかったか、封切りの期限が終わってしまったか

見ることなく終わってしまったのでした。

 

 

それで、もう数十年忘れていたのですが、ネット社会、ふとしたことから思いついて宇能鴻一郎の小説を見ていたら、思い出したのです。「宇能鴻一郎の濡れて打つ」を。

それで迷ったのですが、もう還暦ですし、この世に思い残すことがあってもいけないと思い、注文したのでした、DVD「宇能鴻一郎の濡れて打つ」を。

もう、ほんとにねえ、まんまエースをねらえなんですよ。よく、これを山本 鈴美香 先生ゆるしたな。いや、許してないのかなあ?

ひろみとお蝶の名前もそのまんま。

日活ロマンポルノなので、ほぼ7分おきにエッチシーンに突入します。

主人公ひろみはテニス部でお蝶に可愛がられる、恋人がいて、最初からエッチシーン突入、お蝶にテニスに強くなるには男と付き合ってはダメよと言われ、後でお蝶に恋人の男子を寝取られたり。恋人の彼氏は結構ハンサムだからいいんだけど、コーチが最悪。この配役はないだろう。エレベーターの配置を壊して、閉じ込められたふりして、なぜか脱水症状だからエッチするとか、おい、犯罪だろって感じ。

まあ色々全面爆笑です。報道部の男子が色々ストーカーして、最後にはひろみとエッチするのに成功したり、80年代にもオタクってしっかり確立してたんだなあとか。

 

を一応引いておきます。

ええっと、今見ると、女優さんのカラダが貧相です。胸とか小ちゃい。Bカップ?というか今のグラビア系女優の皆さんはやっぱり食塩水とかで増胸してらっしゃるということですね。あと、乳○が黒い。これもやっぱり今の女優さんが漂白してらっしゃるのか。

しかし、引用度高すぎですよ、ラストシーンに、「ひろみ、エースをねらえ!」とか言ってるし。

今だったら、絶対文句言われているだろう。

主人公ひろみは3人くらいとエッチしているんですが、結局お蝶が好きでお蝶と結ばれているんですよ。女が男に威張っていたりする。男が泣いたり。

なんか全偏爆笑なのですが、今のと違うなあというのは、ある種部分部分でやっている男の悲哀みたいなものもあって、女、優位、男はそこまで行き着けないみたいなのがある。

 

あ、あとね、音楽が青い三角定規なの!「君は何をいま、見つめているの、」のやつ。飛び出せ青春 なの。

これもよく使わせてくれたなーー。ポルノに。

子どもや家族に見られないようにこっそり見たんですが、爆笑で面白かった。

40年を経て見たかったものが見られてよかったです。

 

 

 

 

(もし密かに見たいという方がいらっしゃったらこっそりメールにてご連絡を)