共演者のインタビューが出揃ったので紹介します。

長くなりますが読んでみてください。ますます放送が楽しみになりました乙女のトキメキ

 

 

 

■パク・ジヨン役 イ・ソンビンさん (1994年生まれ)

 

 

 

 

イ・ソンビンはイム・シワンとの呼吸について「コメディーをやるには自分を捨てるイメージがある。私はそれほど難しくなかった。思うにコメディーをしたことがなかった。そばかすのメイクを施し、肌のトーンも暗くした。コメディー体質になってセリフを言えば完成しそうだった。セリフの味を生かすことに欲を出した。ビョンテとのセリフのキャッチボールも確信があった。台本を読みながら、まだイム・シワンを知らない時だったが、何も考えずに楽しくできそうだった。リーディングの時もそうだった。自分を捨てられると思った。本当に楽しく遊んだ。レビューやダイジェスト映像のコメントを見ていると、アドリブしながらの会話のキャッチボールが面白いと言ってくださり感謝している」と語った。

イ・ソンビンはラジオ番組 (FM4U 正午の希望曲 キム・シニョンです) に出演し、「シワンバス」に乗ったと語り話題になった。流行語「シワンバス」は私が作ったというイ・ソンビンは「イム・シワンが主人公だからではない。一緒に演技をしながら感じたままを言った。本当に驚いた」と言う。

「イム・シワンという人が上手なのは知っていたが <少年時代> でのイム・シワンは、横につく人がいくら上手でも、引っ張っていく人がいくら下手でも生きていけない。助演たちも上手なのに、イム・シワンが引っ張って一緒になって遊ぶので、すべてのキャラクターが見えるようになった。私までも魅力的に見えたのはイム・シワンのおかげだ。バスに時間通りに乗って高速道路をちゃんと走っているんだなと思った。それでシワンバスに乗ったと言った。私は、いいと感じたら口に出してしまう性格だが (シワンと) 電話中にそんな話をよくした。運転が上手で乗客も良かった」と付け加えた。
 
 

 

台本を見た時、ビョンテが学校で最強ではなかったと知った時は「おいおい、バレちゃったな」と思ったが、実際に出来上がったものを見ると自分もどうしていいかわからないくらい心が痛かったと打ち明けた。 

 

「イム・シワン兄さんが本当によく撮れていたからだ。かわいそうだ。私の友達もみんな泣いた。シワン兄さんの演技が上手すぎて、生意気に振る舞っている時も可愛くてかわいそうだった。ビョンテのいきさつをとても上手く表現していた」とイム・シワンを絶賛した。

イ・ソンビンは「威張ってふざけるビョンテに視聴者が目を離せない時に、暴力シーンが出てくると一緒になって倒れこんだようだ。ビョンテも倒れこむシーンで感情をうまく表現した。それで『ひどすぎるのではないか』という反応だった」とも語った。

 

 

 

 

 

 

■チョン・ギョンテ役 イ・シウさん (1999年生まれ)
 
 
 
 
イ・シウは、呼吸を合わせたイム・シワンについて「最初の撮影に行った時、驚いた。イム・シワンの演技を見て、どうやってあんな演技をするんだろうと思った。とても演技が上手な俳優だと知っていたが、台本を見た時に第一印象と型にはまった演技があるはずだが、その枠を外れていた。その演技を見て、あれが努力でできるのかと思った。多くを学んだ。現場で独創的で自由な俳優だと思った」と話した。

「後輩たちと演技をする時も、困っている様子が見えると、負担にならないようにアドバイスして下さったようだ。とてもありがたかったし、いつかまた一緒に演技したいと思った。イム・シワンがとても上手で怖くもあった」と付け加えた。
「イム・シワンのアドバイスは正確で『ここでこうした方が良い』というより、『僕がこう動いたらギョンテはどう感じると思う?』と聞き、自分で考えるようにしてくれた。答えを出すより考えさせてくれて良かった」と振り返った。
 
 
イ・シウは「イム・シワン先輩が演技が上手だとは知っていたが、実際に見て本当に驚いた。イム・シワン先輩との初めての撮影は中華料理店だった。牙山白虎のギョンテが記憶を取り戻した後のシーンだ。実際、台本通りの決まった演技も難しいが、イム・シワン先輩は枠から外れた選択と予想できない呼吸をしていた。独創的で柔軟だった」と振り返った。
 
 
5話「ニンニク畑の木の下でビョンテが『暴力より対話』と言うと、ギョンテが笑うシーンがある。当時、このシーンの撮影は物足りなさが多かった。なのに完成版ではよく映っていた。どうしてだろうと思ったが、イム・シワン先輩のおかげだった。イム・シワン先輩のリアクションが相手役の演技まで引き立たせたのだ。本当にすごいなとあらためて感じた」と話した。

「イム・シワン先輩は共演の俳優たちをよく気づかってくれる。後輩たちがかえって負担に感じるかと思ってアドバイスをしなかった。いつも『ビョンテがこう動いて、こう言ったらギョンテはどうだろう』と質問をされる。それで考えの幅も広がり、考えることも多くなる。学ぶことが本当に多かった」と話した。
 

 

 

 

 
 
■カン・ソンファ役 カン・ヘウォンさん (1999年生まれ)
 
 
 
 
カン・ヘウォンは、イム・シワンとの呼吸について「気楽に接してあげようとした。よく合わせてくれて気楽に演技できた」と話し始めた。

特にイム・シワンのダンスについて「本当に先輩なんだと思った。役者としても学ぶ点が多かったが、アイドルとしても学ぶ点が多いと感じた。そのシーンの撮影はすごく面白かった。その後のシーンでは (シワンが) ダンスを踊るのに私はあまり反応してはいけない。面白すぎてそっぽを向くのが難しかった」と話した。

カン・ヘウォンは「11歳の差があってもビョンテとソンファでいる時は、私たちが友達のように感じるほどよくしてくれた。不快感はなかった。ビョンテのキャラクターは可愛くて面白いが、リハーサルの時に見ている時も演技がとても面白かった。自然に雰囲気が流れたようだ」と話した。

コミックジャンルが好きというカン・ヘウォンは「自分ももっと壊れるかもしれない。全部を捨てて不細工な演技ができる。イム・シワン先輩は全部捨てておられた」と笑った。
 

 

 

 

 

 

 

■チョ・ホソク役 イ・サンジンさん (1992年生まれ)
 
一番後ろの真ん中 DAIGOさんポーズがイ・サンジンさん
 
 
 
 
イム・シワン俳優の印象はどうだったか。会ってから変わった点は。
面白かった作品にはいつもイム・シワンという俳優がいた記憶がある。この俳優と演技をしたらどうだろうかという期待感があった。シワン兄さんは完全に「兄さん」だ。撮影のさなかに <非常宣言> という映画を見たが、兄さんの演技が本当にすごかった (笑)。この演技をどうやったのだろう思いながら拍手をしながら見た。ところが <少年時代> の撮影現場に行ったら (<非常宣言> ではなく) 間抜けなビョンテがいたのだ。「どうも慣れない、距離を置こう」と言った記憶がある (笑)。
 

 

 

 

イ・サンジンは「イム・シワンとの演技ではアドリブもかなり多かった」と話した。監督の「カット」「OK」サインがなくて自然に演技が続き、そのおかげでアドリブも多かったという。

「監督が『カット』をあまりしなかったのでアドリブになったシーンがあった。続けていくうちにイム・シワン先輩と話を続けるようになった」と話した。

また「一度話し始めるとずっと続いた。その後は見守っていた監督が『カット』を早くするようになった。シワン先輩が『僕たちが話せないように切るんですか?』と言うほどだった。アドリブがずっと続いた。アドリブのシーンが放送されることもあった」という。

イ・サンジンは、アドリブが輝いたシーンもあったという。「5話で『牙山の白虎』がビョンテではないとはっきりした。その後、アイスクリームを食べるシーンがあった。ジヨンが来て、ビョンテを元気づけるシーンだった。その時、ヤクルトを買ってくるシーンがあったが、元々は一つだったが、5つ買ってくるアイデアを出した。それがそのまま反映された。そんなアドリブがあった」と説明した。

<少年時代> のヒットによりシーズン2製作にかける期待感も高い。イ・サンジンもやはり <少年時代> シーズン2の製作を願う気持ちだった。彼は「僕はイム・シワン先輩にも考えがあるのだと思う。僕も熱心に頑張ってみます。シーズン2があるといい」と語った。
 
 
イム・シワンとの呼吸はどうだったか。
イム・シワンは最高だった。先輩は最高だった。人としてもいい人だったし、仲間としてもいい仲間だ。友達としてもいい友達だった。最初は、有名だし演技も上手でものすごい人だと思った。イム・シワン先輩と一番親しい友達役だと聞き緊張した。最初はどう接したらいいかすごく心配した。2人が会うシーンが多くなり、私的な話より、お互いに演技についてどうすればいいか話しながら親しくなった。シワン兄さんが僕を気遣ってくれたと感じることが多かった。自分だけが目立つようにできるシーンなのに『一緒にやってみよう』が多かった。
 

 

 

 

 

 

イム・シワン、イ・ソンビンとイ・サンジンのケミストリーは <少年時代> を一層輝かせた。2人との呼吸について尋ねるとイ・サンジンは「恐れ多いが、良かったと思った。大好きだった先輩、俳優たちだ」。自分が好きだった作品にはいつもイム・シワンが出ていたという。イ・サンジンは「<少年時代> の撮影の時に休日があった。<非常宣言> を見たが、シワンさんの演技が本当にすごかった。『本当に最高だ』と思って撮影現場に行くと、そこにシワンさんではなくビョンテがいた。ズボンにシャツインして『来たの?』と言われたが、すぐに答えられなかった」と話した。イム・シワンは <非常宣言> の悪役で活躍した。

イ・サンジンは <少年時代> の撮影現場の雰囲気が熱かったと振り返った。「天気も、そこにいる人たちの情熱もそうだった。新人俳優たちはもちろん、スター監督のイ・ミョンウ監督の情熱まで熱かった」と話した。イ・ソンビンがイ・サンジンに「ホットクママ (サンジンさんの役名がホソクで、ニックネームがホットク。サンジンのお母さんファンが増えるという意味?) ができるだろう。見てな。きっとホットクが好きな人ができるはず」と言った。当時を思い出し「僕が上手くやったわけではなく、周りが作ってくれたと思う。ソンビンはホソクが片思いのつらさを経験できるように演技してくれた。ビョンテはホソクが醸し出す切なさをとてもよく作ってくれた。演技の達人たちに乗せられたと思う」と話した。イ・ソンビンが、ラジオ番組で、イム・シワンを称賛し「シワンバスに乗った」という表現を使ったが、イ・サンジンもまた「僕もシワンバスに乗せてもらった。乗り心地が本当に良かった」と冗談を言った。

イ・サンジンは <少年時代> の俳優たちを通して多くを感じた。イム・シワンを見てリーダーシップと未来に対する心構えを学んだ。

 

「シワンさんが俳優たちの面倒をよく見た。ご飯も買って食べさせたり、いいウイスキーを持ってきて一杯やったりして親密度を高めた。誰一人も欠けることなく。リーダーシップを学びたかった。シワン兄さんは本当に元気な人だ。未来をみつめて今に満足しないよう努力する姿を尊敬する」と語った。イ・ソンビンにはエネルギーが溢れていたという。「ソンビンは雰囲気をつかむ感じがある。俳優たちが演技しやすく、スタッフたちが楽しく撮影できるようにしてくれる。ポジティブできれいなエネルギーがある」と説明した。 

 

 

 

 

 

シワンさんとイ・サンジンさんの身長差

 

 

 

 

■ユン・ヨンホ役 キム・ユンベさん (1987年生まれ)

 

右のストライプTがキム・ユンベさん

 

 

シワンさんは会食担当だった。シワンさんの撮影量が多いのでわずかな時間をみつけては席を離れなければならなかったが、扶余農高の5人組も共にする席をたくさん作ってくれて、イム・シワンさんに教わることが多かった。一緒に撮影して、キャラクターについて深く考えて準備してきたんだなとよくわかった。

 

 

 

 

 

 

 

■クーパンプレイ アン・ヘヨン常務

 

「私は(イム・シワンの演技を見て)信じられないことが起こったと思いました。びっくりしました。編集版を見たら本当にアドリブが全部違うんです。『全部いいんだけど、どれを使えばいいんだろう?』と 悩むほどでした。それに考えも深くて感心したことが多いです。脇役たちもやはりすごかったです。監督が力を入れてキャスティングした方々です。私も助演のキャスティングの写真を見た時、みんな恋に落ちました。『監督、よくぴったりな人を見つけましたね?』と言いましたよ」(笑)。

 

 

 

 

アン・ヘヨン常務は2020年からクーパンプレイオリジナルプロダクション総括を歴任中だ。以前は総合編成チャンネルJTBC、オランダ製作会社テルパ(Talpa)、IP企画·製作·流通会社などでコンテンツ関連業務を続けてきた。クーパンプレイで製作した作品としては <ある日> <アンナ> <ミッキ> <大学戦争> <少年時代> と来年公開予定の <ハイド> などがある。

チャン・ジュヨン、チョン・ユネ MTNマネートゥデイ放送記者

 

 

2023年12月16日 MTNニュース 「私はK-エンタ人」インタビューより