BREAK IN DOWNTOWN
バンコクの華やかな都心さえ静かに染める#ピョン・ヨハンの秋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉少なだ。すべてにおいて落ち着いて慎重だ。<ミスターサンシャイン> での茶目っ気あふれるキム・ヒソンが跡形もない程に俳優ピョン・ヨハンの本来の姿だけが残った。大ヒットで美しく幕を下ろした <ミスターサンシャイン> のキム・ヒソンカラーはほとんど抜けたが、少なくともピョン・ヨハンの心には、自分の愛を思う存分表現したことすらないキム・ヒソンへの愛着と憐憫でいっぱいだった。だからだろうか。バンコクの華やかな都心に心が奪われそうなほどなのに、なぜかピョン・ヨハンは孤独だ。

 

 

 

<ミスターサンシャイン> が終わって1か月ほど経ちました。ドラマを終えた感想は?
まだ離れなくて気持ちの整理中です。作品に入る前から準備も重ねて勉強もしたのに、いつも作品が終わると物足りなさと共に色々な感情が押し寄せるようです。ほっとする一方で名残惜しくて、<ミスターサンシャイン> を演じてきたこれまでの努力が、少なくとも作品に活かされたのではないかと願っています。

 

 

キム・ヒソンというキャラクターに愛着と同情が残っているからかもしれないです。
どうしても気になってしまうんです。表面ではいつも優しく笑うが、それは本当の笑いではなく酒がないと一睡もできない哀れな人なんです。必死に何てことないふりをするが本当は違うんです。それに自分の恥を知って謝ることができるキム・ヒソンは、本当にかっこよくて慎重な人だったと言いたいです。

 

 

作品をひとつ終わらせたので新しい作品をしたいだろうが、希望するキャラクターや演技はありますか?
やりたい役はあまりにも多いです。それでもまだひとつに決めたくないです。挑戦し続けたいです。次回作はまだ決まっていません。今は、デビューして初のファンミーティングを準備しています。

 

 

初ファンミーティングを前にして、ファンとの初めての時間に期待もあるだろうし心配もありそうです。
実は考えただけでもとても緊張します。ファンの前でどんな話をしたらいいか、またどんな良い時間にするべきか、そればっかりです。たぶんこのインタビューが出る頃には、もうファンミーティングが行われているでしょう。一緒に過ごした時間がファンにはどうだったかわからないですね。ぜひ大切な思い出として残ってほしいだけです。

 

 

では、ファンミーティングの他に俳優ピョン・ヨハンが今一番悩んでいる事は何ですか?
自分の人生をしっかりと育んで生きていく人になりたいです。私が今後いつまで演技をするかわからないが、これからまだ送る人生があって、その中で台本を通して会う別の人生があるから。それが俳優ピョン・ヨハンとして、人間ピョン・ヨハンとしての悩みでしょう。

 

 

他のインタビューでも言っていた「幸せな人生」とも関係がありそうです。ピョン・ヨハンが考える幸せな人生とは何でしょうか?
もちろん人それぞれに基準は違うだろうが、私にとって一番幸せな人生というのは、穏やかな人生ではないかと思います。あふれもせず足りなくもない。暮らしているとそれが本当に難しかったんですよ。平凡ながらも穏やかで、ささやかな人生に満足して生きていきたいです。

 

 

SNSを見ると普段のライフスタイルを知るのは難しかったんですよ。休みの時は主に何をして過ごしますか?
最近はドキュメンタリーをよく見ます。動物や自然のドキュメンタリーや、種類を問わず様々なドキュメンタリーを見ます。単なる趣味です (笑)。他にも見たい映画を見たり、本を読んだりもして。いつもは趣味に時間を費やしています。ボクシング、バドミントン、水泳などもよくします。撮影があって会えなかった人や、会いたかった人にも会って。

 

 

もともと内気な性格と聞きましたが、親睦の深い仲間も多いでしょう。親しい人の前ではどうですか?
親しくなるまで人見知りするが、親しくなればとことん気さくに接してオープンになります。最近は、作品に対する悩みを共有しました。また <ミスターサンシャイン> のヒソン役を担ってからは、周りに感謝の挨拶と、申し訳ないという言葉をよく言うようになりました。

 

 

これといって感謝と謝罪をする理由があるのですか?
ヒソンというキャラクターに会ってから、つい相手を傷つけてしまい、失敗もできると考えるようになって、周りに申し訳ないと何度も言いましたが、申し訳ないという言葉より、ありがとうという表現をもっとしたいです。以前の私は表現が下手な人だったんですよ。ところが自分の感情を表現できるヒソンというキャラクターに会ってから、自分の人生も少しずつ変わりましたよ。以前よりさらに表現できる人になりましたよ。特に感謝の気持ちは、周りの人たちに忘れてはいけない気持ちだと思います。そうでなければ今後自分の人生に満足できないから。

 

 

では、周りの仲間と共有する作品の悩みはどんな事ですか?
以前より俳優としての責任感が大きくなりました。演技を始めた時は恐れはなかったが、今は私がこれを良く表現できるか、この演技を良く終えられるかと悩み続けています。ますます臆病者になるんです。それでも常に本気で演技したいので、その気持ちを打ち明けますよ。

 

 

そのような悩みが今後の俳優ピョン・ヨハンをますます期待させますね。はやく新しい作品で会えるよう願っていますね、俳優ピョン・ヨハンのファンとして!
はい、ありがとうございます。まずは、まもなく始まるファンミーティングを無事に終えたいですね (笑)。

 

 

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