最近、公務員の職場でも「スーツじゃなくて私服でOK」という自治体が増えてきました。  
いわゆる“オフィスカジュアル”ですが、実際にどんな服装が正解なのか、迷う人も多いのではないでしょうか?

特に男性は、「ラフすぎてもダメ」「きっちりしすぎても浮く」と、ちょうどいいバランスが難しいところ。

今回は、公務員歴約10年の私が、実際の職場での経験をもとに「失敗しないオフィスカジュアル(メンズ編)」についてまとめました。

・公務員の“現実的なカジュアル”ってどんな感じ?  
・やりがちなNG例  
・おすすめアイテムと組み合わせのコツ

 

など、リアルな視点でお届けします。  
これから服装を見直そうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

公務員のオフィスカジュアル、どこまでOK? 

まず前提として、「オフィスカジュアル」と言っても、公務員の世界では民間企業ほど自由ではありません。

特に男性の場合、基本は以下のようなラインが“無難”です。

・襟付きのシャツ(ポロシャツ含む)  
・チノパン or スラックス(デニムはNGの職場も)  
・シンプルな革靴 or きれいめスニーカー  
・ジャケットは任意だけどあると安心

Tシャツやパーカー、ダメージジーンズなどは、よほどゆるい職場でない限り避けるのがベターです。


「会議があっても、そのまま出られる服装」を基準に考えると、まず外しません。


やりがちなNGコーデ 

「清潔感を大事にすればいいんでしょ」と思っていても、知らずに地雷を踏んでしまうことも。

以下、よくあるNG例です。

・カジュアルすぎるTシャツやパーカー  
・派手なスニーカーや汚れた靴  
・ズボンの裾がクシャクシャ  
・全身ユニクロで“部屋着”っぽく見える  
・ジャケットがヨレヨレ、サイズが合ってない

大事なのは、“仕事着”としての落ち着きと清潔感。  
見た目で「信頼できる人」と思ってもらえるような服装が理想です。


実際におすすめなアイテム例】   

ここからは、私自身が職場で着ている服を元に、「これは外さないな」と思ったアイテムをご紹介します。

◆ユニクロ:  
・感動パンツ(動きやすい・シルエットもキレイ)  
・エアリズムポロシャツ(春〜夏にぴったり)  
・感動ジャケット(軽くて羽織るだけで“ちゃんとしてる感”)  
・白やグレーのスニーカー(清潔感があって万能)

◆無印良品:  
・オックスフォードシャツ(シンプルで清潔感◎)  
・綿チノパン(カラー展開も豊富で合わせやすい)

◆グローバルワーク:  
・スラックス寄りのジョガーパンツ  
・ジャケット風カーディガン(軽くて楽)

【組み合わせの例】  
・春〜初夏:ポロシャツ+感動パンツ+白スニーカー  
・肌寒い時期:シャツ+ニット or ジャケット+チノパン+革靴

上下どちらかが“かっちりめ”なら、もう一方で抜いてもOK。バランスが大切です。

第一印象は「清潔感・落ち着き」がすべて 

「オシャレに見せる」というよりも、「安心感を与える服装」が一番のポイント。

・シャツにアイロンがかかっている  
・靴が汚れていない  
・サイズが合っている  
・髪型とヒゲも整っている

こういった基本ができていれば、服装はシンプルでも全く問題ありません。

“普通でいる努力”が、公務員の服装にはちょうどいい。



迷ったときの判断基準   

「この服、どうかな?」と迷ったときは、こう考えてみてください。

・この服のまま、課長や部長に相談しに行けるか?  
・来庁者に会ったとき、恥ずかしくないか?  
・3年前の自分が見て「仕事できそう」と思うか?

この3つにYESが出せるなら、きっと大丈夫。  
逆にどれかに引っかかるようなら、少し見直してみる価値ありです。

 TODAY'S
 
まとめ

公務員のオフィスカジュアル(メンズ編)は、意外と難しいようで、実は「無難にまとめる」ことが一番の近道。

・襟付き  
・清潔感  
・サイズ感  
・場に合った落ち着き  
この4つを意識していれば、どんな職場でも浮かずに安心して過ごせます。

服装は、その人の印象を大きく左右します。  

毎日を快適に、そして信頼される公務員でいるためにも、ぜひ一度、自分の服装を見直してみてはいかがでしょうか?


それでは、またね〜。