こんにちは。
連休最終日の夜、あるいは連休明けの朝。今、この文章を読んでくださっているあなたは、きっと震えるほど足の重い思いをされていることでしょう。あるいは「もう辞めてしまいたい」と、絶望に近い気持ちでカバンを手に取っているかもしれません。
まず、最初にお伝えします。今、あなたが「職場に行きたくない」と感じているのは、あなたがこれまでの一ヶ月間、それだけ全力で、誠実に、必死に頑張ってきた証拠です。心が自分を守ろうとして出している正常なサインですから、そんな自分を「根性がない」なんて責めないでください。今日、職場に向かおうとしている、あるいは向かっただけで、あなたはもう今日の仕事を半分以上終えたも同然です。
💡 この記事を読むとわかること
- 5月の役所が「嵐」のように忙しく、怖い場所である理由
- メンタルを削らない「低空飛行サバイバル術」
- 「行きたくない」と思った時の具体的な思考の逃がし方
1. 「5月の役所は嵐」だと知っておこう
まず前提として知っておいてほしいのは、5月の役所は一年で最も「機嫌が悪い」時期だということです。あなたが配属された4月はまだどこか「歓迎ムード」が残っていましたが、連休が明けた瞬間、職場は一気に戦闘モードに切り替わります。
6月議会の準備、自動車税などの納税通知書の発送、昨年度の決算作業……。どの部署も大きな山場を迎え、先輩たちは自分の仕事で手一杯になり、言葉が鋭くなったり、笑顔が消えたりします。でも、それはあなたが嫌われているからでも、あなたが無能だからでもありません。単に組織が「繁忙期という嵐」の真っ只中にいるだけなのです。
📍 5月の空気に飲み込まれないために
・先輩の不機嫌は「天候」と同じ:防ぎようがないので、傘を差す(距離を置く)だけでいい。
・質問のタイミング:相手が殺気立っているときは、付箋を貼って一旦寝かせる勇気を持つ。
・窓口のクレーム:税金や制度への不満は、あなた個人に向けられたものではない。
2. 今月を乗り切る「低空飛行」の極意
嵐の中を全力疾走しようとすれば、すぐに息切れしてしまいます。5月の目標は、100点を目指すことでも、仕事を覚えることでもありません。「ただ、定時まで席に座っていること」。これだけで満点です。そのための具体的な方法をいくつか紹介します。
心の中に「透明なバリア」を張る
窓口や電話で理不尽なことを言われたとき、あるいは上司から少し厳しい指摘を受けたとき、それをまともに心で受け止めないでください。あなたの心の手前で、それらが弾き返されるイメージを持ってください。「あ、この人は今、制度に怒っているんだな」「あ、部長は昨日寝不足だったんだな」と、他人事のように観察するくらいでちょうどいいのです。
10分に一度、深い呼吸をする
緊張やストレスが溜まると、人間は無意識に呼吸が浅くなります。脳に酸素がいかなくなると、余計にパニックや不安が強まります。10分に一度、あるいは電話を切るたびに、大きく深く息を吐ききってください。それだけで、脳に「今は安全だ」と教えることができます。
3. あなたの志は、この嵐で消えるほど弱くない
「自分はこの仕事に向いていない」「もっと世の中を良くしたかったのに、毎日ミスを直されるだけ」。そう思って落ち込んでいるかもしれません。でも、覚えていますか?あなたが公務員になろうと思ったときの、あの純粋な気持ちを。
今の「できない」という苦しみは、あなたがその志を大切に持っているからこそ生まれる痛みです。どうでもいい仕事なら、これほど悩みはしません。今はまだ、その志を形にするための「防波堤」を作っている最中です。5月の嵐をやり過ごせば、少しずつ仕事の向こう側にいる住民の顔が見えるようになります。その時、あなたの本当の仕事が始まります。
4. まとめ:どうしても無理だと思ったら
最後に、これだけは覚えておいてください。自治体の仕事は、あなたの心と体を壊してまでやるものではありません。どうしても朝、体が動かない。涙が止まらない。そんなときは、有給休暇を使って休んでいいんです。あなたが数日休んでも、役所は回り続けます。それは無責任ではなく、長く働くための「戦略的撤退」です。
一気にゴールを目指す必要はありません。まずは今日を、次に明日を。そうやって「今この瞬間」だけをやり過ごしていきましょう。5月の雨が上がれば、必ず澄み切った青空が見える日が来ます。あなたは、今のままで大丈夫。一歩ずつ、一緒に歩いていきましょう。
それでは、またね〜。
