煙の休日

煙の休日

虫好きによる、昆虫観察・採集・標本・飼育を中心としたブログです。
2019年6月5日旧Yahoo!ブログから引っ越しました。

 

8月10日。

 

 

何年ぶりでしょうか。

家の明かりにカブトムシが飛来しました。

最近全然見なくなっていたので、正直まだいたのかと驚きました。

 

久しぶりに地元産のオスが見たくなったので、採卵してみることに。

 

適当なケースに適当なマットを入れて1か月後。

外から一齢幼虫の姿がちらほら見え始めましたが、

どうやら過湿だったようでフタを開けるとマットの上にも数匹出ていました。

 

その中に1匹、気になる幼虫が…

 

 

 

この個体、頭は普通なんですが、深度合成してみると…

 

 

 

この通り、胴体が2つあるんですよね…

 

 

 

横に倒すとこんな感じ。

ガンホーのロゴみたいな腹部の真ん中からにょきっと首が生えています。

こんなのは初めて見ました。

 

双頭の蛇や亀は生まれるとたまにニュースになるので知っていますが、双胴バージョンもあるんですね…

見つけた時にはすでに虫の息でしたが、過湿が原因なのか生理的な障害で弱っていたのかよく分かりません。

一応、マットをよく撹拌してクワガタの廃材と混ぜて食べやすくしておきましたが、多分この子はもうダメでしょう。

 

調べてみるとこのタイプの奇形は稀に生まれるそうで、普通はうまく育たず★になるようです。

単純に考えても1つの口で2つの体を養うのはなかなかのハードモード。

無事に大きくなっても蛹化や羽化のステージをクリアできるとは思えません。

 

生まれてすぐに死ぬのだとしたら、自然界ではまず見られない現象でしょう。

ちょっと悲しいですが、こういう事に遭遇できるのも飼育ならではと言ったところでしょうか。