今年はもう野外撮影終わりかも~とか言ってましたが、お天気が良かったもので・・・
海に行って来ました。
ユリカモメ
広大な砂浜を蛇行する川のアウトサイド。
水の力で砂が抉られて階段状の崖になっています。
天然のサンドアートですね(*´▽`*)
この海岸線はヤマトマダラバッタなどの希少な海浜性昆虫の住処です。
とはいえもう11月も半ばなので、確認できるバッタ類はホシササキリとヤマトじゃない方のマダラバッタくらい。
なんか面白いのいないかな~と目を凝らして歩いていると・・・
ピョン・・・
おおっと!
これはいいもの発見!
スナハマハエトリ
名前の通り砂浜に生息するハエトリグモです。
2018年に新種記載されたばかりの珍しい種類。
一昨年ハエトリグモハンドブック(文一総合出版)を買ってから、これ見てみたいな~って思ってたんですよね。
体長は3~4㎜と米粒以下のスケール。
しかもこいつはメスなので、これでもオスより一回り大きいそう。
少しでも視線をそらすと見失うのでかなり集中しました。
あの人なんで真剣にゴミなんか撮ってるんだろうと思われたかも(笑)
思いがけない良き出会いでした。
次はオスも見てみたいなあ。
ミネラル補給するチャバネセセリ
河口で産卵するアオモンイトトンボ
植物は多分シオクグ
根際に隠れるホシササキリ
植物はコウボウムギかコウボウシバ
(全然見分けがつかん)
キミガヨラン
この辺りの海岸によく見られるキミガヨラン。
北アメリカ原産の外来種です。
花は綺麗ですが株がドでかいので在来の海浜植物の居場所をとってしまいます。
とは言っても、セイタカアワダチソウみたいにうじゃうじゃ群生することはないみたいです。
荒涼とした砂丘に、クロマツの若木に混じってぽつりぽつりと小さなコロニーを作っています。
なんか日本じゃないみたいな景色ですが、地元民には見慣れた光景だったり(笑)
川の下流部
砂浜の河口から少し上がったところ。
潮が引くともっと干潟が出るんですが、この時は満潮まわりでした。
アシハラガニたち
限られた陸地にはカニたちが集っています。
ここではアシハラガニが優占種のようです。
ハマガニのダブルピース
堤防を越えて上がって来たハマガニと目が合いました。
しれっと登場しましたが高知県絶滅危惧Ⅱ類の希少種です。
クロベンケイガニなんかよりずっと大きくて迫力がありますが、これはメスなのでまだ小さい方。
ハマガニ♂
近くで撮れませんでしたがこれがオス。
絶対に挟まれたらアカンやつ(笑)
アカテガニ
これも一応高知県のレッドリストに入ってるやつ。
準絶滅危惧種になってますが、この地域では普通種です。
夏の産卵期なんか道路でいっぱい潰れてます。
シオマネキ(左♂、右♀)
これはけっこう珍しいやつ。
高知県絶滅危惧Ⅱ類シオマネキ。
あれ?こんな所に?って場所にいました。
もう繁殖期は終わってるので求愛行動は見られませんでした。
というか、まだ冬眠してないんですね。
南方系のカニなのに。
マガモの群れ
タヒバリ
ナワシログミ
吸蜜するクマバチ
セグロアシナガバチの♂
日が当たる堤防にはオスバチが集まっていました。
フェロモンを出してメスを誘引してるんですね。
オスは刺さないので別にいいんですが、飛んで来るメスは馬鹿でかい女王なのでビビりながら歩きました。
水門にとまるベニトンボ
温暖化の申し子ベニトンボもまだ頑張ってました。
翅に色のついたトンボは影の色も綺麗なのでうまく撮ってやりたいんですが、なかなかこれが難しいもんでして。
アキアカネ♂
ここでちょっと面食らったのがアキアカネの多さ。
10月あれだけ探してやっと数匹とかだったのに、まとまって20匹くらいいます。
"またび"にとまる♂
※またび:方言で稲孫(ひつじ)のこと
一応そばに田んぼがあり、気温も20℃くらいあったんですが、産卵している個体は見られませんでした。
訪れたタイミングが活動時間外だったのかもしれませんが、もうおじいちゃんおばあちゃんなので繁殖に使う体力がないのかもしれません。
ここは海の近くなので日照時間が長めです。
冬が近づくと山裾にいた個体が暖かい海沿いに集まって老後を過ごすのかもしれませんね。
ちなみにアキアカネの産卵に適した気温は20℃~25℃くらい。
近年は夏が長引いてなかなか気温が下がらず、ようやく涼しくなったかと思うとあっという間に冬になってしまうので、昔より産卵期間が短くなっていそうです。
これも減少の一因かもしれないなあと思いながら撮影しました。
特急あしずり
初代アンパンマン列車復刻デザイン
奥は津波避難タワー
この時期は暑くないので長時間の撮影ができていいですね。
機材的にも、体力的にも。
虫がいよいよ動かなくなってきたら、鳥好きの方々にバトンタッチです(笑)































