命日でした。 | 夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

息子21才→発達障害。
娘18才→不安神経症。子供達との日常。
そして大腸ガンで亡くなった夫の話、大好きなミステリードラマや映画の話など気まぐれに綴っています♪

昨年の四月二十日、お昼の12時過ぎに夫は旅立ちました。


今日で1年。早朝パート中に病院から電話があり、「呼吸が弱くなっていて、お別れが近いです。」と言われました。


早退させてもらい、すぐに病院へ。


着いたら夫は個室に移され、意識もなく苦しそうな呼吸をしていました。

緩和ケアでなので、延命処置はありません。


意識のない夫の目は半分開いているけど、視線は合わなくて瞳がビー玉みたいに見えました。


私は変に冷静で、夫が死ぬなんて信じられなくて、目がビー玉みたいだなぁ、何でこんな色なんだろう?

足の爪が抗がん剤のせいか、ボロボロでかわいそうだなあ、とか。


 手を握ったりさすったりしながら色々話しかけたなあ。


もう1年経つんだね。


闘病中もずーっと泣くのを我慢して、夫を励まし続けたけど息を引き取った瞬間、この世に夫がいなくなってしまったんだ、と急に悲しく心細くなり抑えきれず号泣しました。


看護師さんが肩を優しくトントンしてくれました。

いつも夫や私にまで優しくしてくださったヘルパーさんが、「頑張ったね」と私に言って下さった時も涙が止まりませんでした。


そんなことを命日の今日思い出しています。


午前中にお墓参りに行き、仏壇にいつもより高いお花とビールと、作りたてのロールキャベツをお供えして、夕飯はパパと一緒に!という気持ちで頂きましたおねがい


亡くなった人にはお願い事ではなく、感謝を伝えるそうなので


パパいつもありがとう!こうして過ごせるのはパパのおかげですスター


これからも子供達と私が健康に過ごせるように見守ってね♪、、と、どうしても最後に願い事をしてしまいます笑



仏壇にある、この小さいケースに夫のお骨がちょこっと入っています。少しのお骨でも近くにあると身近に感じられます。

時々丸い部分を撫でたりしていますよウインク

 いつも同じような思い出話を読んで頂きありがとうございます飛び出すハート