昨年の四月二十日、お昼の12時過ぎに夫は旅立ちました。
今日で1年。早朝パート中に病院から電話があり、「呼吸が弱くなっていて、お別れが近いです。」と言われました。
早退させてもらい、すぐに病院へ。
着いたら夫は個室に移され、意識もなく苦しそうな呼吸をしていました。
緩和ケアでなので、延命処置はありません。
意識のない夫の目は半分開いているけど、視線は合わなくて瞳がビー玉みたいに見えました。
私は変に冷静で、夫が死ぬなんて信じられなくて、目がビー玉みたいだなぁ、何でこんな色なんだろう?
足の爪が抗がん剤のせいか、ボロボロでかわいそうだなあ、とか。
手を握ったりさすったりしながら色々話しかけたなあ。
もう1年経つんだね。
闘病中もずーっと泣くのを我慢して、夫を励まし続けたけど息を引き取った瞬間、この世に夫がいなくなってしまったんだ、と急に悲しく心細くなり抑えきれず号泣しました。
看護師さんが肩を優しくトントンしてくれました。
いつも夫や私にまで優しくしてくださったヘルパーさんが、「頑張ったね」と私に言って下さった時も涙が止まりませんでした。
そんなことを命日の今日思い出しています。
午前中にお墓参りに行き、仏壇にいつもより高いお花とビールと、作りたてのロールキャベツをお供えして、夕飯はパパと一緒に!という気持ちで頂きました
亡くなった人にはお願い事ではなく、感謝を伝えるそうなので
パパいつもありがとう!こうして過ごせるのはパパのおかげです
これからも子供達と私が健康に過ごせるように見守ってね♪、、と、どうしても最後に願い事をしてしまいます

仏壇にある、この小さいケースに夫のお骨がちょこっと入っています。少しのお骨でも近くにあると身近に感じられます。
時々丸い部分を撫でたりしていますよ

いつも同じような思い出話を読んで頂きありがとうございます
