思い出して後悔すること | 夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

息子21才→発達障害。
娘18才→不安神経症。子供達との日常。
そして大腸ガンで亡くなった夫の話、大好きなミステリードラマや映画の話など気まぐれに綴っています♪

 またまた夫の思い出話です。


昨年の昨日は、二ヶ月間の自宅介護に限界が来て、夫が緩和ケア病棟に再入院した日。


介護タクシーを呼んで、玄関先で子供たちとお別れしました。

多分我が家で会える最後の日えーん


でも大げさにはしたくない、それは皆感じていていつもみたいにじゃあね!って感じで子供達はパパを見送りました。(本当は子供たちとハグして欲しかったけど。)


介護タクシーの方に車椅子を押して頂き、マンションの前で介護タクシーに乗りこみました。


すると夫が、「スマホがない!」と言いだし私は5階の部屋にスマホを取りに戻りました。

どこにあるの?と聞いても「分からない」と夫。


介護ベッドのあちこちを探しても見つからなくて、やはり夫が持っているのでは?と思い、下に戻りました。(その頃の夫はガン末期の症状で記憶力も判断力も低下していました)


夫の持ち物や、着ているスウェット、上着のポケットなども確認したけど見つからない。


 またまた5階に戻りベッド周りを探す💦


介護タクシーの方を待たせてしまっているので、そこでちょっとイライラしてしまった私。


結局ベッドの毛布の間にくるまっていて、やっと見つかり夫の元へ。


そんなことでちょっとイライラしてしまったことに後から反省泣くうさぎ

そんなたかが何分かの出来事、夫はただスマホを忘れただけなのに、、


まぁ反省したらきりがない。あの時もっと優しくしてあげれば良かったな、なんて後悔は山ほどあります。


でも気を遣いすぎるより、普段通りに接する事もまた大事だったのかなと思ったりもします。


再入院で病棟に戻ったら、看護師さん達が


「二ヶ月間、○○さんも奥さんもよく頑張ったね!もっと早く戻ってくるかと思っていたよ(^^)」と夫と私に言ってくれました。


良い緩和ケア病棟に出会えた事は幸運でした飛び出すハート