闘病中の大事件 | 夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

夫を大腸ガンで亡くしたシングルマザーのつれづれ日記

息子21才→発達障害。
娘18才→不安神経症。子供達との日常。
そして大腸ガンで亡くなった夫の話、大好きなミステリードラマや映画の話など気まぐれに綴っています♪

いつも読んで頂きありがとうございます。

ここまで細かい話を友人などに話すのも気が引けるので、ブログに書くことで私自身救われています。

夫と同じように闘病されている方のブログを読ませて頂いて共感したり。


五年九ヶ月の闘病中、二回の手術入院、通院は二週間に一回、抗がん剤は通院で受けていました。

二時間ほどの点滴で終わる抗がん剤もあれば、胸に入れたCVポートから点滴をぶら下げて三日間抗がん剤入れながら生活をしたり。

大腸ガンのいわゆる標準治療と呼ばれる抗がん剤はすべて試したと思います。


なんとか治りたくて、点滴をぶら下げて会社に行く姿を見るのは切なかったし、家族のために働いてくれる夫を尊敬していました。

でもその頃は副作用もそんなになくて、ガン患者には見えないほど元気でしたよウインク

上着を着ればそんなには目立たなかったので暖かくなっても上着を着ていたような記憶があります。


で、事件は抗がん剤とは関係なくて、CT 検査で起こりました。

昨年の一月くらいだったかな。


もうだいぶ体力も落ちて痩せていましたが、まだ大学病院に通っていました。その日は具合が悪く、待ち時間は診察室奥のベッドで横になっていました。


造影剤CTの番が来たので車椅子で、私が検査に付き添い、戻ってベッドに横になり、結果が出てから診察という長い時間がかかりそうだったので私は一旦子供たちの食事を作りに帰りました。


大学病院までは自転車で15分くらいなので、夫の通院時や入院時によく往復していました。


続く