こんにちは。

 

 

 

第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した、

映画【ゴジラ−1.0】を観に行ってきました。

※読み方は「ゴジラ マイナスワン」

 

 

 

迫力ある音楽で映画を楽しみたいと思って、

轟音シアターで観ることにしました。

 

 

 

【轟音とは「音の体感・迫力あるサウンド」のこと】

 

 

 

零戦の飛んでいる音、

ゴジラが街を破壊してる音、

ゴジラのテーマ曲などが、

轟音効果ですごい迫力が出ていて、

私はかなり驚きました。

 

 

 

 

轟音効果で私の手が恐怖で震えたり、

頭が痛くてハートが苦しくなるという

体感も感じました。

 

 

 

ゴジラが動くたびに

恐怖に震えてポップコーンを

手で落としてしまったり、

小さな悲鳴をあげたり、

手で顔を覆うことをしていた人が

何人かいました。

 

 

 

 

▽詳しいあらすじ等は下記のリンク先に書いてあります。

 

 

 

 

 

映画の冒頭で、ゴジラが日本兵を

虫けらのように殺していく場面は、

結構なトラウマを与えるものでした。

(観客の子供がすごく驚いていましたよ)

 

 

 

ゴジラを目の前にして恐怖に震えた

主人公・敷島は自責の念、罪悪感だけではなく、

特攻隊員として「生きて帰ってきたこと」で

「恥」「無価値観」などを持つようになり、

重いトラウマ(PTSDに近い)を抱え、

心の中で「戦争は終わっていない状態」でした。

 

 

 

敷島が妻になる女性に言った言葉…

「自分はあの時(ゴジラに遭遇した時)に死んだ…。

今の自分は死んだ自分が見ている夢のようだ。

自分は幸せになっちゃいけない」

というのはきつかったです。

 

 

 

敷島だけではなく他の戦争経験者達も

敷島と同じような深くて重いトラウマを持ち、

心の中で「戦争が終わっていない状態」でした。

 

 


 

映画のストーリー展開や

登場人物の性格・行動などは分かりやすく、

海神作戦(ゴジラを海に沈める計画)は成功しました。

 

 

 

 

※海神(わだつみ)という言葉は

海の神様という意味だけではなくて、

きけ わだつみのこえ」という意味も

重ねているのだと思います。

 

 

 

 

が…。

 

 

 

ゴジラの再生が始まりかけているところが、

本当のラストシーンでした。

(ここでゴジラが死んでしまったら、

他のゴジラシリーズはなかったことになるし、

私の大好きなゴジラVSモスラもなかったことに

なるのでハッピーエンドです)

 

 

 

 

 



 

 

ゴジラは戦争経験者達にとって、

「戦争を終わらせる」という象徴として

描かれていました。

 

 

 

この映画のテーマは、

【反戦】【反核】がメインのようですが…。

 

 

 

私はこの2つにプラスして、

 

 

・「死」ではなく「生」を選ぶこと、

(玉砕することがいいことではない)

 

 

・情報統制による意識操作の危険性

(歪んだ正義感、思考の統一、洗脳、真実を教えない等)

 

 

 

・人類が求める平和が地球の環境汚染になったり、

全ての生物の命を奪うことにもなる

(化学の悪用ってやつですかね)

 

 

 

も含めてもいいかなと思いました。

 

 

 


映画のタイトル名にゴジラがついていますが、

ゴジラは気まぐれで日本に上陸するだけで、

ほとんとが人間のストーリーで展開していました。

 

 

 


人間関係の再生・構築などが

浅く感じるのですが、

そこらへんを深くしてしまうと、

映画のテーマである「反戦」「反核」が

薄れてしまうのでは?と思いました。

 

 

 
 
最後に…。
 
 
 
 
ゴジラが上陸する場所は品川で、
ゴジラが荒らすのは銀座などの都市の中心部で、
ゴジラが散歩するのは山林と畑の中で…。




ゴジラの気分次第による日本上陸とはいえ、
私は品川周辺と都市の中心部には
住むのはやめようと思いました(笑)




やはり品川なんだ…とか、
銀座に橋爪功さんがいる…とか。
銀座は観光だけにしよう…とか。

 



今度はゴジラがキングコングとタッグを組んで、

何かと戦う映画が上映されるようです。





悪役のゴジラとキングコングが

正義の役になるのかな??

 




これを観るかは分からないです。

 

 

 



ここまでお読みくださり、

ありがとうございました。

 

 

 

今日はこの辺で。