2023年4月に観た映画は 

【生きる - LIVING 】です。

 

 

 

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黒澤明監督の「生きる」のリメイク版で、

1953年のロンドンを舞台にした映画です。

 

 

 

※「生きる」のあらすじについては、

リンク先をご覧ください。

 

 

 

私は黒澤明監督の映画「生きる」を

観たことがないです。

 

 

 

先入観なしで映画を観に行ったのですが、

3月に観た「シン・仮面ライダー」と違って、

演出、話の流れなどがシンプルで

余白があるように感じました。

 

 

 

 

主人公の男性は役所に勤務していて、

毎日、決まった時間・決まった道順で出勤し、

決まった内容の仕事をこなし、

決まった時間に帰宅をする…。

 

 

 

 

何も悪いことはしていないです。

当たり前のことをしっかりやっています。

 

 

 

 

生活はしっかりしているけど、

単調で何かが欠けているように感じます。

 

 

 

また、

観客は淡々と話が進んでいくのを、

第三者的な視点で見ることも感じます。

 

 

 

第三者的な視点で見ること=

客観的に見る=冷静に見る

ことなのですが、

主人公の生き方を良いとか悪いとか

ジャッジするわけではないようです。

 

 

 

この主人公の生き方を通して、

あなただったらどうしたいですか?

という問いかけをされているようです。

 

 

 

さて…。

 

 

 

 

私が気になったことが2つあります。

 

 

 

①映画のタイトルにある

「LIVING」 の意味って何?

 

 

 

②映画の中で出てくる言葉、

英語だとミイラ(mummy)が

日本語だとゾンビ(zombie)に

訳されているのはなぜ?

 

 

 

 

ということで、

インターネットでLIVINGの

英語の意味を調べました。

 

 

 

LIVING=生物が生きた・生きている

     興味のある、生き生きとした

     (水が)流れている

     生活、暮らし

 

 

 

こんな意味が出てきました。

 

 

 

 

また、

下記のリンク先には、

私が気になった2つのことの答えに、

近いことが書いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

1200年前は、「生きている、死んでいない」

という形容詞として使われていて、

1900年代からLIVINGの言葉には、

死んで蘇った人々(ゾンビ・吸血鬼)が

含まれるようになったようです。

 

 

 

 

映画の中で主人公は部下の若い女性から

「あだ名」をつけられていたことを知ります。

 

 

 

 

部下の若い女性が

主人公につけていた「あだ名」は、

mummy(ミイラ)です。

 

 

 

 

日本語の字幕だとmummy(ミイラ)が

zonbie(ゾンビ)になっていました。

 

 

 

 

生きているけど死んでるように見える…

あるいは、

肉体は動いているけど魂が入っていない…

というふうに部下の若い女性は、

主人公の姿を見て思ったのでしょうか…。

 

 

 

 

 

ちょっと残酷な「あだ名」だと

私は思いましたが、

主人公の働いている様子は

心がない感じがしたから、

仕方ないって感じです。

 

 

 

部下の若い女性の生き生きとした様子に

刺激を受けた主人公は、

今までとは違う別人のようだと

周囲の人から言われるくらいに、

情熱的に生き生きとしながら、

子供のための公園作りに励みます。

 

 

 

 

主人公は名誉を求めていませんでした。

 

 

 

また、完成させた公園は、

いつか形が消える・変わるだろうと、

主人公は思っていました。

 

 

 

 

主人公は「自分が生きて」

「情熱を持って」「行動をした姿」を

部下の若い男性に見せたかった、

継承させたかったようでした。

 

 

 

 

「思い」を継承する…。

実の子供ではなくて、

他人の若い男性の部下が…です。

このへんは、深く考えさせられました。

 

 

 

 

雪が降る公園でブランコに乗って

故郷の歌を歌いながら、

あの世に旅立った主人公の顔が、

とても幸せなのが印象的でした。

 

 

 

 

静かな旅立ちだけど、

充実した人生だったのだと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

登場人物がたくさん話をして、

状況や心境の説明をすることが

少ない(余白がある)から、

映画を観終えたあとに、

観客は色々と考えることになります。

 

 

 

 

映画を観終えたあとに

私が急いでメモに残した映画の感想は、

 

 

 

 

単調な毎日に慣れ、

心が麻痺している。

 

 

 

しかし、

単調な毎日であっても、

やるべきことはやっているし、

頑張っている。

 

 

 

なのに、

なぜ【生きている】実感がないのだろう?

 

 

 

今日、何か楽しいことがあった?

どんな話をした?

何回、笑った?

充実感を感じたことはあった?

 

 

 

昨日の自分と今日の自分が同じなら、

明日の自分も同じだろう。

 

 

 

昨日の自分と今日の自分が

別人のように違っているのなら、

明日の自分は今日の自分とは

別人のように違っていくのだろう。

 

 

 

 

自分自身を変えて生きたことや

何かをやり遂げた結果は、

死んだあとに形として

残らないかもしれないけれど、

誰かの心の支えになったり、

誰かの消えかけた情熱の火を

再び燃えさせるようなことを

起こさせるのかもしれないし、

誰かに継承させるのかもしれない。

 

 

 

 

【生きる】ことをしないで

人生を終えたくない。

 

 

 

【生きる】ことをして

人生を終えたい。

 

 

 

…です。

 

 

 
ちょっと恥ずかしいですね…。
 
 
 
 
映画を観終えた数日後に、
「自分が無意識に過ごしている
毎日を変えてみよう!」という考えが
私の中に湧いてきて、
毎日のルーティンを見直しているところです。
(スポーツジムに通ったり、
 曼荼羅アートの講座を受講をした)
 
 
 
 
今までやってきた毎日のルーティンを変更し、
イレギュラー的なことをしたら、
無意識のパターンを壊すことになる…
 
 
 
 
例えば、
自分が気づいていなかった「癖」や
「刷り込み」が分かったり、
生命力が活性化して
充実した時間を過ごすのでは?
と思っています。
 
 
 
というか、すでに自分の癖が分かって、
自分の中の刷り込みが分かってきました。
 
 
 
また、エネルギッシュになってきています。
 
 
 
 
もし、黒澤明監督の「生きる」、
今回のリメイク版「生きる—LIVING」
を観たことがないのなら、
一度、観ることをおススメします。
 
 
 
この映画を観たら、
命の火がしっかり燃え尽きるまで
しっかりと生きていこうと思えますよ。
 
 
 
 
今日はこの辺で。
 
 
 
 

 

★次のイベント出展は未定です。

 決まり次第、アメブロ、FB,、Instagramでお知らせいたします。

 

 

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