絶景なのに風情ゼロ?忍野八海で残念だったこと

忍野八海は、富士山の伏流水が20年以上かけて湧き出す8つの池が点在し、世界遺産にも登録された名水の里。
「京都の人って修学旅行どこ行くの?」
ってたまに聞かれるけど、私は富士山周辺だった。
忍野八海は、修学旅行以来、まさに35年ぶり?
ぐらいの訪問
池の透明度は抜群、晴れた日には富士山と水面が織りなす絶景が広がる。
かつては富士講の聖地として静寂と神秘に包まれていた場所。
「インバウンドだらけ」とはきいていたけど、想像以上だった。
外国人観光客、特に中国人団体(中国人は縁起のいい「八」が好物らしい)が大挙して押し寄せ、池の周囲は人混み。
お土産屋や飲食店も外国語(特に中国語)対応が当たり前、池にコインを投げ入れる迷惑行為も絶えない。
茅葺き屋根の家や水車といった「日本の原風景」も、風情のない土産物屋や飲食店にかき消されている感じ。
観光地としての利便性や経済効果は大きいだろうけども、地元住民は迷惑しているのがわかる。
家の塀にロープを張って、「進入禁止」だとか、「写真撮影禁止」などと外国語で看板を出してある。
正直、静けさ・風情はほとんど感じられない。そこにあるのは喧噪のみ。
車道の真ん中に座り込んで写真を撮る外国人がいたり、(めっちゃ危ない!!)
景色を見ていたら、
中国人に
「写真を撮るからどけ」
とばかりに押されて、イライラ!

京都も観光客だらけでウンザリだけど、富士山周辺も同じだな、と思った。
ほとんど日本語が聞こえない外国の観光地のような人混みを歩いていたら、
後ろから日本語で「日本人どこー?」
という若いカップルの声が。
皆同じこと思いますね
ほんとにこのオーバーツーリズム、なんとかしないと、
「美しい日本」は失われると思う!!
↓パリと京都のオーバーツーリズム問題

清流に生息する「梅花藻」が見られたのは嬉しい
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