この記事をかいていて、思い出したこと。


学生時代、初任給と基本給の違いがわかっていなかった私。


新卒で働いた会社の求人票には、


「初任給 17万」(端数は忘れたけど…)と、書いてあった。


当時(1998年頃)の文系大卒初任給は20万ぐらいだったと記憶している。

なので、17万台というのは安い部類なんだけど、なんせ就職氷河期ですから.…

色々落ちまくっていた私としては、採用してくれるならどこでも、みたいな心境。


そして「賞与は基本給の4か月分」とか書かれていた。(正確には3.8ケ月とかだったかもしれないけど、忘れた)


そしたら、17万x4=68万


だと思うでしょう。



ところが。入ってから給与明細を見ると.…

基本給11万+諸手当6万 ←住宅手当とか、皆勤手当とかよくわからないなぞの手当。

自宅通勤なのに、住宅手当ってなんなん。

(全員に住宅手当は支給され、配属された都市や家族構成によって異なるようでした)


で、賞与は基本給の4か月分なので、当然

11x4=44万

なんですね。


詐欺みたい!

と、思ったけど、当時はそんな常識も知らなかった。同期も大半同じことを言ってたので、働いたことのない学生の常識なんてそんなもんだと思う。


確かに会社側は嘘はついていない。


いまから就職するみなさん、私みたいな勘違いをしないよう、きをつけてね!


もうひとつ、これは30代半ばでFPの勉強をかじってみるまで知らなかった、「収入」と「所得」の違い。

源泉徴収票が配布される時期ですが、

所得=手取り、となんとく思っており、

同僚と「手取り少なすぎ~」と言っていた。


ちょっとAIさんにきいてみたよ。



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給与所得者における「収入」と「所得」の違いを簡単に教えて?


収入は、勤務先から受け取った給与や賞与等の合計金額である。

これは源泉徴収税や社会保険料を差し引く前の総支給額を指す。

一方、給与所得は収入から給与所得控除額を差し引いた金額である。給与所得控除は、給与所得者の必要経費の概算控除として法律で定められている。

つまり、以下の関係が成り立つ。
給与所得 = 収入(給与収入) - 給与所得控除額

この給与所得が、実際に課税の対象となる金額である。したがって、給与所得は常に収入よりも小さくなる。


 
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英語だとどうなんだろう、とふと思ってこれもきいてみた。



I'll explain the difference between "income" and "taxable income" for salaried employees in simpler English:

Income vs Taxable Income

Income

  • Total money received from your employer
  • Includes salary, bonuses, and benefits
  • Before any deductions

Taxable Income

  • Income minus standard deductions
  • Lower than total income
  • This is what you actually pay taxes on

In simple terms, your taxable income is always less than your total income due to deductions allowed by the tax system.


 
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単語はどちらも”income”なんだ。

勉強になりました照れ



ちなみに、翻訳サイトに


「「収入」と「所得」の違い」


といれたら


Difference between "income" and "income"


だって笑い泣き








経済について考えるきっかけをくれた森永卓郎さんの本。ずいぶん前に読みました。






近年の新しい本も色々読みました。








ご冥福をお祈りします。