お正月に、ぼーっとテレビを見ていたら、ブラタモリをやっていて。

これの再放送だったのかな?

 

【ブラタモリ 三夜連続放送】旅のテーマは『東海道五十七次』

 

 

タモリさんがまず注目したのは、京都市と大津市の境目付近にある、五十三次ルートと五十七次ルートの分岐点の三差路、この三差路を、東海道五十七次方面へすすみます....

 

ほー、なにやらおもしろそう。

追分駅には行ったことがあるけど、近くにそんな歴史的な三叉路があるとは。

へー!今まで全く知らなかった!

 

 

ってことで、1月の某土曜日に行ってみました!

土曜日に行った理由は、のちほど。

 

 まず、東海道五十七次とは?

 

江戸時代から大坂までを結ぶ東海道の57の宿場町。江戸から京都までの東海道を「東海道五十三次」と呼ぶのに対し、京都から大坂までの伏見、淀、枚方、守口の4つの宿場を加えたルートを「東海道五十七次」と呼ぶ。

そうです。

 

 

京阪追分駅からスタート



 

京都市営地下鉄と乗り入れしていて、時間によっては市役所前から乗換なしで行けます。

徒歩数分で、タモリさん大興奮の三差路(大津追分、髭茶屋追分)へ。




 

GoogleMapではこんな感じ。



 

 

正面が京へ向かう東海道、左が伏見を経て大阪(大坂)へ向かう東海道五十七次のルート。江戸時代、数々の大名が、ここを通って江戸へ向かったんですね~。

 

 

道しるべの「みぎハ(は)京みち」(京都方面)、「ひだりハふしミミち」(伏見方面)の文字。

左は京都市、右は(滋賀県)大津市となり、県境にもあたります。

が、このあたりの県(府)境はちょっと複雑な感じ。

 GoogleMapでみると、この道(駅から三叉路へ行く道)がちょうど県境(府境)のよう。点線ね。

お向かいさん同士で、方や大津市民(県民)、かたや京都市民(府民)。おうちの前に泊まっている車も、京都ナンバーと滋賀ナンバーが混在。


片方には大津市の、片方には京都市のゴミ収集所。市指定のゴミ袋は当然違う。

当然、学区も異なるので、お向かいさんどうしで逆方向の小中学校へ通うそう。




 

滋賀県警車

ここから数秒の京都市民の家にドロボー入ったらきてくれるのかなはてなマーク

 

 

さて、この三差路から東海道を京都方面に少し進むと、

「放光山 閑栖寺(かんせいじ)」

というお寺があります。

 お寺の前に石があり、ナゾの切れ込み。この切れ込みはなんでしょう?




江戸時代、毎日大津から京都へお米が運ばれていて、その道には、牛車が動きやすいように、花崗岩の板が敷き詰められていたそうです。

この石は敷き詰められていた石、切れ込みは、牛車の車輪に削り取られた跡、つまり轍(わだち)。


たまたま住職さんがいらっしゃって、車石の復元のこととか、ご近所さんのこととか色々説明してくださった。




このお寺自体は、大津に属しているが、近くのおうちは、玄関は京都市、庭は大津で、両方に固定資産税払ってはるんやわ~、とか。

歴史に疎い私たちにもとてもおもしろかった。

貴重なお話ありがとうございましたニコニコ


ブラタモリファンの方、歴史好きな方にはお勧めです!

 

 

ランチはここで↓ステキなお店でしたフランス


 

 

さて。土曜日にこの遠足にきた理由は、また次の記事にて....

 


今まで泊まったオススメの宿

 

 

 

 

 

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