前回まででDominoの操作方法や便利なショートカットキーを紹介しました。

今度はDominoで制作したMIDIをSMF(Standard MIDI File)に書き出してみましょう!

 

 

といっても、それほど難しくありません。

下の画像のように、左上の「ファイル」から「SMF書き出し」を選択してください。

 

*画像は例として簡単にきらきら星を打ち込みました。あまり気にしないでください。*

 

 

すると、「保存する場所」と「ファイル名」を入力する項目があるので、

任意の保存先と名前を決めたら「保存」を押してください。

これだけです。

 

 

後は、ちゃんとSMFとして保存されたか確かめてみましょう。

一旦Dominoのデータを上書き保存(Ctrl+S)して終了し、もう一度、起動させます。

その状態で、「ファイル」から「開く」、先ほど作ったSMFを選択し、「開く」をクリックします。

「MIDIデータを解析してコントロールチェンジマクロを復元しますか?」と出るので、

これを「はい」。

これでMIDIデータが読み込まれます。スペースキーで再生して、確認してみてください。

音は鳴りましたか? 正常に音が鳴っていたら成功です!

 

*ここで音が再生されるのはDominoで作成したMIDIファイルをDominoで読み込んだからです。他のDAWなどに読み込んだ場合は、新たに楽器の音源を設定する必要があります。その手順はまた後ほどお話します。*

 

 

以上がDominoによるSMFの書き出し方法でした。

 

 

Dominoは打ち込みを覚える上では、初心者にはとても分かりやすいソフトです。

ですが、難点なのは初音ミクに代表するVocaloidの同期(連携)が出来ないことや、

mp3やWaveファイルなどのオーディオデータとして書き出せないことです。

もしDominoで作ったMIDIデータをオーディオ化するには

また別のDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるソフトが必要になります。

 

 

DAWを導入するとオーディオが扱えるようになる為、

音楽制作の幅が広がります。

 

DAWにも様々な種類があり、有料なものが多いですが、

「無料ソフトだけで始めるDTM」がテーマなので、

次回は無料のDAWソフト、Studio One 3 Primeをインストールします。

 

 

【次回、無料DAWソフト導入<Studio One 3 Prime>編】

 

 

 

 

*何か分からないことがあったら、質問を受け付けます。お気軽にコメントください。*