今回は懐かしのマリオシーケンサについて紹介します。
マリオシーケンサとは、マリオペイント内のツール、サウンドコラージュをPC上で再現したソフト、とのことです。(下記、マリオシーケンサ、DLページより引用)
http://www.geocities.jp/it85904/mariopaint_mariosequencer.html
エディタ上部をマリオが駆ける演出と、マリオにちなんだ独特の音色が特徴です。
本格的な音楽制作には向きませんが、息抜きとして遊ぶのにいいかもしれません。
このマリオシーケンサには様々な制限があります。
・WaveやSMF(Standard MIDI File)に書き出せない。
・黒鍵が使えない(半音が再現できない)
・三つの音までしか同時に発音できない。
・音の長さを任意に決定できない。
・同じ音階に異なる音色を重ねることができない。
・テンポを細かく設定できない。
・音の大きさを調節できない。
・音域は下のシから上のソまで(B2~G4)
こうした制限がある中で、どのようにして原曲を再現するかがこのソフトの醍醐味とされています。
また、関連ソフトに使い勝手をよくした『マリオコンポーザ』や、『とリオシーケンサ』(マリオシーケンサを三台合奏するソフト)があります。
それでは、実際にマリオシーケンサにより演奏された動画を紹介していきます。
原曲は、サテライト制作のオリジナルロボットアニメの主題歌、『創聖のアクエリオン』です。
「あなたと合体したい」というキャッチコピーで有名ですね。
「でっていう」というのは、ヨッシーの鳴き声についた空耳に由来します。
続いての原曲は、国民的テレビアニメ、『ルパン三世のテーマ』です。
冒頭はマリオのみで「LUPIN THE THIRD」(ルパン三世)と綴られています。
様々な制限がある中で、非常にクオリティが高い作品です。
さて、続いての原曲は、テレビアニメ『魔法陣グルグル』のエンディングテーマ、
『Wind Climbring ~風に遊ばれて~ 』です。
原曲よりテンポが遅めに設定してあります。
主コメにも記載されていますが、マリオシーケンサの性質上、正確なテンポ設定ができないのです。
最後になります。今度の動画はマリオシーケンサではなくマリオコンポーザです。
マリオコンポーザは半音(フラットやシャープ)などの制限がない為、
無理がなく再現度が高いですね。
使える音色もシーケンサより多く、細かい設定が可能になっています。
マリオコンポーザが気になる方は、下記URLよりDL可能です。
https://www.mediafire.com/folder/5l6s3apmp8k2f/Mario_Paint_Composer_Program#myfiles
Mario Paint Composer.rarを選択し、DOWNLOADをクリック、
Zipを落として解凍してください。
(もし解凍方法が分からなかったら、
下記URLのLhaplusをインストールするだけで自動的に解凍されるようになります)
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/lhaplus/