9月25日、旦那と義母の入院している病院へ
行ってきました。
12日に入院して、次回は30日と言っていたのに
まさかその前に2回も呼ばれるとは思いもせず。
血液検査の結果によって新たな治療が必要に
なるとかあるんだろうか
とか色々考えたけど
よく分からないまま先生のお話を。
そして始めに聞いたのは血液検査の結果で
やはり脱水症状がひどかったとのこと。
やっぱりそうかと頭の中で思って、入院して
数日くらいは１日１回点滴してほしかったなと
あらためて思った。こういう時って医師に対して
なんの医療知識もない人は言えないよね。
どうしたら良かったんだろう。身体しんどかった
だろうな。お義母さん、ごめんね。
そして、食事の方が食べようとしても
むせてしまったり、咳き込んでしまったりして
食べられなくなってしまったそう。
入院の直前は、横になっていてもブドウや
小さく切った梨は食べることが出来たのに。
初めて順天堂へ行った時から義母の楽しみは
「食べること」と書き続けてきたのに
楽しみが楽しめなくなってしまったのは·····
そして、食べられなくなったことにより
力が入らなくなっているのに、ベッドから
出ようとするらしく、ほぼ１日ベルトを
付けさせていただいてますとの事でした。
仕方ないのかな。認知症があると、ダメですよ
と言われても伝わらないですからね。
先生が「つい先日、施設への話をしたばかり
なのに、それどころではなくなってしまって」
と話していて、ホントだよ、私たちの
しょうもない言い合いは無駄に
終わったじゃないか
あんな嫌な気持ちにならずにいたかった。
これで終わりかなと思ったら、まさかのお話が。
「会っていって下さい」
え会えるんですか
面会の申し込みもしないとね、なんて話は
していたものの、まだ義母が入院する前の
バタバタが抜けなくて自分たちの生活を
普通に戻すのに必死でそこまで手が届かず
なので、リモートでもなく直接会える事に
かなりびっくりでした。
手の消毒だけもう一度やってから
ひとつ上の階へ。
全体が広々としていて、清潔で、どこに居ても
見えるような環境で（見えないと危険です
からね）思っていた感じと少し違いました。
以前義母が入院した時や、私自身が入院した時の
イメージとは違っていました。
ナースステーションから見える部屋の奥
窓際に義母のベッドがありました。
約2週間ぶりに会う義母。
·····やはり環境が大きく変わったことで
強いせん妄（認知症の一種）になっていて
入院時に「またね」と別れる時にはまだ
普通な時もあったのだけど、消え去っていて
目つきというか顔つきもちょっと変わって
いました。一瞬ショックも感じましたが
こちらが話しかけると、すんごい勢いで
おしゃべりを始めました。
ただ、食事を取れなくなっているからか
お腹の力も喋る口の周りの力も弱っているのか
半分以上何を言っているのか聞き取れず
でも必死で聞き取ろうと頑張ってみた
せっかく一人息子が来ているのだから
それだけでも伝わったらいいのにと
「誰か分かる」と聞いたら、始めは
よく分からなそうだったけど、マスクを外した
顔を見せてあげなよ、と少し顔を離して
顔全体を見せたら、ちゃんと分かってくれた
良かったー
それだけでもメチャ嬉しい
頑張って話していると通じる時もあって
「家の中、ちゃんと風通して待ってるから
帰ってきてね」と言ったら
「帰るよー」と力強く返事してくれました。
ほんとにね、全部聞き取って返事してあげた
かった。聞き取れないのが残念すぎた。
何時まで居ていいのか分からなくて
呼ばれるまでいいんだろうけれど、これ以上
居ても話聞き取れないまま疲れさせてしまうから
そろそろ帰るねと言うと、義母だなーと思う
部分がしっかり残っていて、一人では何も
出来ない状態になっているのに、私たちの
心配をして「気をつけて帰るんだよ」と
そんな言葉を最後までかけてくれていました。
まさか会えるとは思わなかったね、と旦那と
びっくりな出来事にちょっと興奮な感じでした。
「ちゃんと帰る気力残っていたね」と
私はそれが嬉しくて、義母宅へ行ける時に
家の中を生活しやすいように
詰めまくりのタンスの中とか整理しておこうと
思いました。
旦那も休みで2人で一緒に会うことが出来て
本当に良かったと思いました。
また、身体につけられたベルトを初めて
見たけれど、義母自身の腰にやや太めなベルトを
巻いて、それをベッドに固定する感じで
思っていたより嫌な感じはしなくて
これがある方が安心だなと思うくらい。
来月にでも面会申し込んだり
寝たままでもカットしてもらえる美容院も
申し込んでスッキリできたらいいな
色んな事を考えた夜でした。