皆様こんにちは、MITOですニコちゃん

今日も遊びに来てくださって本当にうれしいですキャッ☆


毎回書いてますが、今日も暑いですね~。


2時頃、岐阜県の多治見で、38.6度アップを記録したそうですよ-。


38.6度・・・風邪カゼでもなかなかそこまで体温上がらないですよね。


今日は用事がなくてよかったあせる



私のきょうのおすすめポイントは、


そんな暑い夏晴れを一つの固い決心を胸に駆け抜けた、


一人の父親の物語です。



「フライ,ダディ,フライ/金城一紀」



映画にもなったので、ご存じの方も多いと思いますが。


『妻と高校生の娘を持ち、平凡な人生を歩んできた会社員の鈴木一。



いつもの時間に会社を出、いつもの電車に揺られ、いつものバスで帰宅。



しかし、帰宅すると家の中は真っ暗で、



「病院へ行きます。」と妻のメモ一枚が残されていた。



急いで病院へ行くと、娘の遥が男に殴られて全治二週間のけがを負ったという、



すぐ、遙の病室へ直行するが、そこで、「お父さん・・・」と涙ながらに



点滴につながれた手を差し伸べる、遥の惨状に、起こったことのあまりの恐ろしさに、



足がすくみ、手を取るどころか、声さえかけることが出来ず、



を絶望させてしまう。





その上、相手は遥の学校の近所の同じ名門高校生で、



ボクシングの高校チャンピオンとして名高い生徒だった。



「このころの男女間にはよくあることです。」



と、軽く扱われ、顧問や教頭から金を渡され、もみ消しまで強要される。


(あとで分かるが、実は石原の一方的な暴力行為だった。)



それにも強く言い返せない鈴木。




そんな自分の態度や、娘を絶望させてしまったこと、相手の教頭たちへの怒りに


心の中が真っ黒になった鈴木は、相手の生徒、石原を包丁で刺し殺すことを決意し、


石原の高校へ向かう。



だが、目指す高校について、その高校の生徒らしい4人組に包丁を突きつけ、


「石原を出せ!」と、精一杯凄んでみるが、4人はニコニコ笑うばかり。


いぶかしげに思っていると、


「だって、この高校には石原はいないんです。」


なんと、間違えて二百メートル隣のオチコボレ高校に行ってしまったのだ!



すると、うなだれる鈴木から事情を聞いた4人組は妙なことを言い出した。



「どうです?僕たちにすべてを任せてみるつもりはありませんか?」



そう、この4人組こそが、この界隈で、数々の愉快な騒ぎを巻き起こしている、


オチコボレ校のオチコボレグループ「ゾンビーズ」の主要メンバー達だったのだ。


そうして、「ゾンビーズ」の計画に乗っかる形で、グループ1の切れ者


朴舜臣(パク・スンシン)の元でトレーニングを始めた鈴木の


一生、一生忘れられない夏が始まることになる・・・・。』



とまあ、こんな感じの話なんですが。


これだけ見ると、「熱いメラメラ、男達の物語」って言う感じを受けると思うのですが、


たしかに「熱い」だけじゃなく、


そこに、「笑いキャハハ」や、「涙汗」や、「夏という季節感海」や、色々な物が、


最初の方に張られた伏線にきちんとつながる形で込められています。


なんといっても、「ゾンビーズ!!」達の生き生きした個性が素晴らしいです。


スンシンにはスンシンの、南方には南方の、山下くんには山下くんの、


(他にもたくさん出てきますが。)


それはもう、読んでいくと「実在するんじゃないか。」と思うくらいの


躍動感、生命感に溢れた魅力きらきら!!が物語をより深く幅広いものにしています。



また、鈴木をとりまく周りの人々も細やかな描写でもって書かれています。


奥さん、遥ちゃん、会社の上司・・・・果てはバスの中の人たちまで・・・。



きっと、この物語を少し読まれて気に入られたおんぷ方は、


途中で何度もクスクス笑い、涙をこらえ、ゾンビーズの破天荒さに驚き、


鈴木のひたむきな頑張りに拍手ぱちぱちを送ることでしょう。


季節は今夏晴れです。ひと夏の話ですから、今読めば臨場感いっぱいで、


読めると思いますよ。(って、作者の回し者ではないんですが・・きゃはっ♪


オススメですよ。



ただ一つ、ちょっとだけ不満を言わせていただくと、


映画版もすごく良かったんですが、


主演されていた堤真一さんが・・・(ファンの方ごめんなさい(。-人-。)!)


私の中ではちょっと最初っから、シュッきらきら!!としすぎてる感じがするんですよね。


なので、ラストに向かっての変化右上矢印が、本を読んでない方にはあんまり伝わら


なかったんじゃないかなあはてなマークと思えるのです。


私、個人的には、この役はぜひ、ぬっくん(温水洋一さん)にやってほしかった


です。

フライ,ダディ,フライ (角川文庫)/金城 一紀
¥540
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あ、あと、この本は実は「ゾンビーズ」シリーズとしては2冊目の本です。


1冊目は「レヴォリューションNO.3」という本で、


ゾンビーズ自体が主役の話です。


もし「フライ~」を気に入られた方や、「順番通りに読みたい」とおっしゃる方は、


こちらの本もめちゃくちゃ面白いので、オススメですよ-嬉しいw

レヴォリューション No.3 (角川文庫)/金城 一紀
¥540
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今日もありがとうございましたm(_ _ )m