淋しい
誰もいない

胸の刻印を見つめながら
うつむき歩く

皆に追われ
人気が無いところに
居たはずなのに
気がつけば
また人の気配がする場所に
やって来ていた
この前はビックリしていたから
驚かれたのさ
今度は笑顔で

水辺で笑顔の練習をしてみた

鋭く上がった口角
細くなった蛇の眼
不気味でしかなかった

彼はまた泣いた