涙も止まり
またあてもなく
彼は歩き出した

するとどこからか目線を感じる
見られている

振り返ると
そこには可愛らしい
ピンクのウサギの人形が
木に引っ掛かっていた

ピンクのウサギの人形は

笑っていたが
どことなく寂しげだった

彼はなぜか自分と似ていると思い

その人形を助ける事にした

人形は(ありがとう)と言ってくれた
気がした

彼はそれだけで満足だった

よし1人じゃない