お腹がいっぱいになった
パープルヘイズ
とても疲れていたのだろう
ウトウトしだした
小さな女の子も
レディのたたずまいが
疲れたのか
ウトウトしだした

「二人とも何だか幸せそうね」
テーブルで寝ていた二人を担いで
ソファーに寝かせた

パープルヘイズ
この世界に来て初めて
ひとりぼっちではなかった

深く深く眠りにつけた

ゴボボボボ…

何か音がする

何の音だろう

沢山の泡が見える

青いより濃い青

深い青

ハッ

目が覚めた
夢だった
隣を見た
小さい女の子が
スースーと寝息を立てている

台所からまた昨日とは違う
幸せな匂いがしていた

母親が朝食の用意をしていた

「あら早いわね もう起きる?」

うんと
うなずき

小さな少女に
気を使いながら
起こさぬよう
そっとソファーから
立ち上がった

嫌な感じのする夢は
美味しい匂いで
かき消された