遅れて
小さな女の子が
起きてきた
「もう ずるい ふたりだけ」
そう言うと
パープルヘイズの
腕にするすると入り込んでくる
まるで猫が体をすりよせるように
「何して遊ぼうか」
すると
あきれた顔で
「あなたお仕事のお手伝いは?」
驚いた顔で
「そうだった私ママのお手伝いしなくちゃ」
慌てて食事を詰め込んでいると
「そんなに慌てないで今日は後で畑に来たら?お客様にはのんびりしてもらってね」
笑いながら母親は準備をして
畑に向かった

小さな女の子は
遊びたそうにしていたが
「あーん ママは私がいないとだめなの!」
パープルヘイズを見つめた
「あなたも一緒に来るでしょ?」

パープルヘイズは理解した
小さな女の子は
遊びたいけど
母親も気になる

パープルヘイズは
小さな女の子を担いで
母親を追いかけた
今日も甘い匂いを発しながら