マイスラ・鈍感はお互い様 | 叙情夜話ブログ

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コバルト文庫・破妖の剣について語っています。ネタやレビューや考察など色々。
ネタバレがあるので未読の方はお気を付け下さい。
二次創作はこちら→http://nanos.jp/hayou/

青月の宮を散歩するマイスラ。


スラヴィ「ねえ、見て見て!ハイデラ王太子妃の肖像画よ」
マイダード「ふうん」
スラヴィ「実物は知らないけれど、本当に美人ね。あの狸婆の娘だなんて思えないわ」
マイダード「…そうか?」

スラヴィ「何よその気のない返事は」
マイダード「確かに別嬪だが、おれの好みとは違うな」
スラヴィ「へー、あなたの好みってどんなのよ?」

マイダード「そうだな、髪は短い方がいい。気取ったところがなくて、活発で、努力家の破妖剣士」

スラヴィ「それって………」


(間)


スラヴィ「オルグァンのこと?」



ゴン。←壁に頭をぶつけるマイダード