航空自衛隊のパイロットになりたい!とんでもない逆境に追い込まれた女子学生に起きた奇跡とは | おふくのブログ

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日本でのごく普通の日々の中で、心動かされる素敵なものに出会い、誰かに伝えたいと思った時に書く…今も変わらぬスタンスです。
気づけばユーチューブ動画のご紹介が中心で、少しでも分かり易い記事をと思いやっております。


タイトルから、どんな内容だろうと思って視聴したら・・・雪の季節、受験の時期にあった、心温まるお話でした。


【感動】航空自衛隊のパイロットになりたい!とんでもない逆境に追い込まれた女子学生に起きた奇跡とは[海外が感動する日本の力] 7:48
【日本人に生まれて良かった】

内容・書き起こし


私は絶対
あきらめない!


「航空自衛隊の
パイロットになりたい」
それが中学3年の
川口瑠美子さんの
夢だったそうです。

その夢をかなえるために
日本航空石川高校(輪島市)の
推薦入試受験を受けたい。

両親は学費の高い私立高校の
入学に反対でしたが、
実技が学べる
日本航空石川高校には
どうしても行きたい。

しかしどうしても
推薦がダメだった時には、
公立高校にすると
約束したそうです。

平成22年1月17日
午前9時10分開始の
試験に向けて、
母親とともに前日の16日に

埼玉県内から列車に乗り、
途中で夜行列車に乗り継いで、
高校のある石川県輪島市へ
向かう予定でした。

しかし新潟県長岡市まで
行ったところで、
大雪によって
列車が運休してしまいました。

足止めを余儀なくされたのが
午前11時30分。

「もう間に合わない」
と同時に、
夢は終わったと
瑠美子さんは思った。

母とともに静かなホームで、
瑠美子さんは
涙が止まらなくなった。

泣いている瑠美子さんを母が
「絶対あきらめない」
とたしなめた。

そして長岡駅を出た母は
瑠美子さんに
ヒッチハイクをしようと言う。

その距離なんと
約300キロもある。

瑠美子さんは
車が通りかかるたびに
傘を振り回して合図。

吹雪の中を
約2時間半歩き続けた。

午前4時30分。
ガソリンスタンドに立ち寄った
車に同乗を頼んで回った。

寒風の中、
数台に断られながらも、
必死に石川方面に
向かう車を探すと、
給油している
大型トラックが目に入った。

運転手の男性に駆け寄った。
神戸に行くという運転手は
「金沢までなら」と乗せてくれた。

運転手は
「ヨコヤマ」と名乗った。
話を聞くと
「同じ中3の娘がいる」と言う。

夜が明ける頃に金沢に入った。
「よし、輪島まで行っちゃる」
とヨコヤマさんが
突然、向きを変えた。

そして、母と瑠美子さんが
試験会場に着いたのは
午前9時。

試験開始の
わずか10分前だった。

ヨコヤマさんは
「うちの娘も受験生だから
気持ちはよくわかる」

「がんばれよ」
と励まして去って行った。

連絡先は教えてくれなかった。

ヒッチハイクした
トラック運転手の
夜通しの運転に助けられ、

間一髪で受験開始に
間に合ったのだ。

作文試験に臨んだ
瑠美子さんは
出題されたテーマを見て
目を丸くした。

「私が感動したこと」であった。

瑠美子さんは
直前まで起こった「感動」を
ありのまま書きました。

大反対しながら
懸命に励ましてくれた母のこと、
また「絶対にあきらめない」と
懸命に車を探してくれた母。

深夜に見ず知らずの親子を
遠回りして会場まで送ってくれた
ヨコヤマさんのこと。

「人の優しさに
ふれることができ、
感動、感謝、他にも色々と
感じることができ、良かった」
と懸命に書き上げた。

瑠美子さんの作文に目を通した
浅川正人副校長は

「運転手の善意に
感謝でいっぱい。
簡単にあきらめない生徒も
立派だった」と目を細めた。

女子生徒には1月21日、
合格通知が届けられた。

同校では1月22日までに
「困難にめげず頑張った、
ある受験生の話」として

全校集会で紹介し、
夢実現へ努力する生徒たちの
胸を打ったそうです。・・・。



以上です。


大事な試験の時、こういうアクシデントがあったら、焦りますね。ヒッチハイクしてでも、という気持ちもわかりますが、本当に一か八かだったと思います。そして、目的地まで連れて行ってくれた運転手さん、世の中棄てたもんじゃないと思わせてくれました。でも、夜中だしちょっと怖かったなぁとも思ってしまいました。日本だからこそのことかもしれないと思いました。この川口さん、その後どうなったのでしょう、目標に近づくことができてるといいなと思いました。