皆様、こんにちは。
日曜日の夜、珍しく母から電話がありました。
私が母に電話をしたのは、今年の4月。
その頃コロナも落ち着いていたので、
久しぶりに娘と実家へ帰ろうと思って電話したのですが、やんわりと帰省を断られ、
それ以降電話はしていませんでした。
今回、母からの電話は、伯父さんが亡くなったという知らせでした。
父方の伯母の旦那さんにあたる人。
実家のすぐ近所に住んでいて、94歳でした。
電話があったその日に、すでに葬儀は終わり、
事後報告でした。
葬儀は家族葬で、本当に家族のみで執り行われたようです。
伯父さんが亡くなったという知らせにも驚きましたが、
その後に聞かされた父の話には、もっと驚きました。
父が7月下旬に緊急入院していたというのです。
肺に水が溜まって、心不全だったようです。
延命治療をどうするかのサインも、兄がしたとか。
そのとき兄は、延命治療はしないことにしたようです。
父がそんな危険な状態だったにも関わらず、
娘の私には何も知らせてくれなかったことに、ショックを受けました。
「心配かけると思って」
と、母は言いましたが、心配する段階は通り越してますよね。
コロナになってから、3年近く両親には会っていません。
このまま会わずに、親が死んでしまうんじゃないか。
と、たまに思うことがあるのですが、それが現実味を帯びたいうか。
幸い、父は入院して2日後にはすっかり元気になり、
退院していいと病院から電話があって、
入院からわずか3日で退院したそうです。
さらに驚いたのは、父が退院後、大好きお酒を飲まなくなったということ。
過去に何度か入院したときも、
退院後はすぐにお酒を飲んでいたのに。
そして、車の運転免許証も返納したそうです。
さすがに父も87歳ですし、車の運転は危ないので、
返納は良かったと思います。
ただ、実家は山奥なので、車がないとどこにも行けません。
お店もない、不便なところです。
父と母の二人暮らしで、母は車の免許を持ってないので、
食料品の買い出しは、近くに住む母の妹の車に乗せてもらって行ってるようです。
大好きなお酒も飲まなくなり、車にも乗らなくなり、
耳が遠くて人の声が聞き取りにくく、
腰が痛くてあまり歩かなくなったという父が心配です。
ただ、父は不死身✨です。
大腸がんは完治したし、
脚立から落ちて首の骨を折ったときも、手術後、障害も残らず完治。
車の運転中、崖から落ちて川に落ちたときも、ケガもせず車から脱出。
若い頃は、仕事中、高い建物の足場から落ちたようですが、そのときも奇跡的に無傷。
こんな父なので、簡単には死なないと信じています(笑)
70歳を過ぎてから、父が一人で積み上げた実家の裏山の石垣↓
父が一人で石を運んできて、コツコツ積み上げたそうです。
この石垣の上は畑で、鹿🦌よけの柵がしてあります。
この石垣は、いつか父が死んでも、
父の生きた証のように、
ずっとここにあり続けるのだろうと思います。

