皆様、こんにちは。








人生100年時代、なんて最近よく耳にしますが、

2020年の日本人の平均寿命、

男性が81.64歳、女性が87.74歳なんですね。

いつのまにか男性も80歳越えてるし、

女性もさらに寿命が延びていて、驚きました。




そんな人生100年時代をマラソンに例えるなら、

平均寿命がゴールとしても、

私なんてもうとっくに折り返し地点は過ぎているわけですが、

それでもまだまだ先は長い。

イオンウォーターのCMじゃないけど、

大人って長いですよね(笑)




先日、Amazonプライムビデオで、『カルテット』を観たんです。

TBS系「火曜ドラマ」枠で、2017年1月から放送されていたドラマです。








評判が良いことは知っていたのですが、

1話を観たら、やはりとても面白くて、

ちょうど連休中だった私は、


全10話をほぼ一日で見終えてしまうくらい、


面白いドラマでした。




そのドラマの中で、既婚者役の松たか子さんが独身の仲間達に、

人生には3つの坂がある、という話をするんです。



その3つの坂とは、

上り坂下り坂、そして、まさかです。




上手いこと言うな、と思いました。


私は初めて聞いたのですが、この例え話、けっこう有名みたいですね。







思えば、私の20代は、ずっと上り坂でした。

夢は次々に叶い、人生はほぼ計画通りに進んでいました。


全てが順調で、28、29歳くらいが、人生のピークだったかもしれません。

はっきりと、あの頃は幸せだったと言える頃です。

将来に不安なんてなかったし、

ずっとこんな暮らしが続いていくものと、呑気に思っていました。

でも、人生そんなに甘くありませんよね。





32歳のときに、人生初のまさかです。

一気に、奈落の底へ落ちました。

真っ逆さまに(笑)




もうこのマラソン、途中棄権しようかとも考えましたが、

まだ幼い娘のことを思うとそれはできませんでした。

とにかく、娘が成人するまでは頑張らないと!

という一心で、なんとかかんとか走り続けました。




そして、ようやく生活も落ち着きを取り戻し、


これからまた人生上り坂?


なんて思った頃に、41歳で2回目のまさか。

一度目とは全く違ったまさかの事態でした。

そのときも、娘が成人するまでは!


と、自分を奮い立たせて走り続けました。





そんな娘も成人し、社会人となり、


再び上り坂を上り始めていたところに、3回目のまさかです。


去年の今頃は、まだ「まさか」がすぐそこまで迫っているとも思わず、

休日には当たり前のように外食し、


次はあれを買い替えたい、

あそこをリフォームしたい、なんて密かに計画していました。




3回目のまさかで、その計画は夢と消え、


また下り坂が始まりました。


夫の体は、退院後少しずつですが回復してきているので、


そう思うと今は上り坂なのか?とも思いますが、


家計的には下り坂です(悲)







まだまだ人生マラソンのゴールまで、


長い道のりになると思いますが、

一度くらい、宝くじで3億円が当たるとか、

嬉しい「まさか🎶」も経験してみたいです(笑)




私の人生のピーク、


実はまだこの後に用意されていたりして!?

そんなふうにでも思わないと、やってられないです(苦笑)