皆様、こんばんは。

 

昨晩、お向かいの奥さんが訪ねてみえて、

「明日から留守にするので、お願いしますね」

と、留守を頼まれました。






お向かいのお宅は、

ご主人と奥さんの二人暮らし。

二人とも、元公務員で、

何年か前に定年退職されてからは、

悠々自適の生活をされています。

奥さんはとても心配性な人で、

旅行などで家を一日以上留守にされる時は、

いつもうちに「お願いします」と言いに来られます。






数年前のこと、

その時も、県外に住む息子さん一家との旅行の為、

留守を頼まれました。




旅行に行かれた翌朝、

見たこともない白髪混じりの女性が、

お向かいのお宅の、アコーディオン門扉の鍵のところを、

何やらガチャガチャとやっています。

しばらく様子を見ていたのですが、

一向にやめる気配もなく、ガチャガチャやっているので、


不審に思い、勇気を出して声をかけました。





「あの〜 〇〇さんに御用ですか?
〇〇さん、今お留守ですけど」




すると、その女性は、



「私、妹なんです。

姉に、門扉の鍵がちゃんとできているか見てきてと頼まれて。

姉は、心配性なので」





なんと、お向かいの奥さんの妹さんだったのです。

見た目、全然似てないし、

妹さんの方が老けていて、

お姉さんに見えるくらいでした。






旅行から帰ってこられたお向かいの奥さんは、

お土産を持って、お礼を言いに来てくれました。

すでに妹さんから話は聞いていて、

妹さんは、「不審者に間違われた!」

と言っていたようです。

まぁ、実際そのとうりなのですが。

でも、お向かいの奥さんは、

不審者らしき人物も見逃さなかった私の見張りっぷりを、

とても喜んでくれたようでした。

自分的にも、

いい仕事ができたかなと思います(笑)






ただ、

不審者(らしき人)に、

この家が今留守だと言ってはいけなかったと、

反省しています。