断捨離をしていると、
たまに、すっかり存在を忘れていた、
懐かしいものが出てきたりします。
先日出てきたのは、
15歳のときの日記でした。
日記と言っても、きちんとした日記帳ではなく、
雑誌の付録の、薄っぺらいB5のノートです。
中を見てまず思ったのが、字が若い。
今と全然違って、丸っこい字でした。
自分の書く字も、年齢とともに歳をとるんですね。
その日記には、地元の方言のまま、
素直な気持ちが綴られていました。
学校や友達のこと以外にも、
両親のこと、思いもたくさん書いてあったのです。
父と母の喧嘩の様子とか、
意外だったのは、
母への不満より
父への不満の方がたくさん書いてあったことでした。
結構ひどいことも書いていました。
でもそれが当時の私の気持ちだったのでしょう。
「こんな2人のこどもとして生まれてきて最悪!!」
とか。
まさしく、当時の私は親に対して
【ハズレ】を引いたと思っていました。
でも、自分が結婚して、子供ができると、
徐々に親に対する思いも変化していきました。
そして、今この歳になると、
親には感謝していますし、
いつまでも健康で、
長生きしてほしいと思っています。
コロナのせいで、
もう二年近く会えていませんが、
今度のお正月は帰省できればと思っています。
