何だか梅雨明けのように、太平洋高気圧に覆われた那珂市は、連日うだるような暑さが続き、この時期から熱帯夜が起きているのですから、ただ事ではないですね。
そもそも、この時期、雨の真っ最中で、カラッと晴れた夏空が恋しくなる頃です。ノボはアメリカ独立記念日の７月４日が誕生日で、雨か曇りで迎えた記憶が多いですね。近所にノボと同年齢の幼馴染がいましたが、彼は７月７日の七夕生まれれで、二人して我々の誕生日は雨が多いな、と話していたのを思い出します。それが、昨年も今年も、晴れて猛暑ですから、一時的な現象ではなく、地球温暖化が間違いなく進行速度を速めているのか。テレビ放送などでは、連日危険な暑さを訴え、こまめに水分を摂れ、室内ではクーラーをつけろ、日中不用に外に出るな、と呼びかけています。那珂市では、朝方、熱中症アラートが出ていると、必ず防災放送が流れ、注意を喚起しています。これらの対処療法は日常生活で必要なことかも知れませんが、このままで行くと地球温暖化の進行が人間の生存を脅かす、という危機感の訴えが弱いような気もします。ノボは、50年前から、地球温暖化の進行の話を大学の講義などで聴いていましたので、気になっていましたが、事態は悪化する一方でしょうか。
人間ばかりでなく、カタツムリもアジサイも恨めしい目で空を見上げるのか。ノボの誕生日と七夕が警鐘を鳴らすも、これはノボだけが身近に感じることなのか。ノボの個人的事情のせいでしょうが、そう言えば、ノボはアメリカ独立記念日に生まれた人に出会っていませんでした。その誕生日の確率は365分の１ですから、滅多に出会わないのでしょうが、それでも他では誕生日が同じだという話を聞きますよね。７月４日は、２月29日みたいに、別に特異な日ではない筈です。変だなあと思っていましたが、最近になって、身近に７月４日に生まれた赤ちゃんがいるのを聞くようになりました。今年は４日に、友人の娘さんが、無事男子の子を出産したと聞いて、ノボは格別嬉しく思いました。よくよく考えれば、そんな事どうでもいいことで、ノボにとって毒にも薬にもなりませんが、しかし幼い子供の誕生日が同じということが無性に嬉しくなります。変な話ですけど。
ところで、大リーガーの大谷選手ですが、彼の誕生日は７月５日だそうですね。先日、その誕生日にホームランは打たなかったようですが、翌日30歳初のホームランを打ったとか。でも、彼が一日早く生まれておれば、ノボと同じ誕生日になり、ただそれだけで、大谷の大ファンになったのかも。勿論、彼の活躍は尋常ではなく、いつもテレビを観ながら、声援を送っていますがね。６月は快進撃したようですが、7月になってもバットが湿らないように願いたいものです。
今日も、暑いようですから、夕方に飲むビールが天上の美味しさでしょうか。庭に植えた枝豆が、早く食べられるといいのだが。 （令和６年７月８日）