ノボの生き活きトーク 688号: 春の訪れ | 生き活きノボのブログ

生き活きノボのブログ

ブログの説明を入力します。

 寒さと暖かさが極端に変動し、このところ強風と寒さに見舞われている那珂市です。秋田や新潟などの日本海側は雪のようですが、幸い雪は降っていません。

 年明けた1月は暖冬だと言われていましたが、2月、3月は例年より寒い日が多いように感じます。そのくせ極端に暖かい日がはさまれますので、寒暖の変動が激しいということになります。これも地球温暖化の現象でしょうか。冬の寒さが厳しくなければ、春が足早にやって来そうなものですが、どうもそうではありません。

 ノボ家の庭では、2月にクロッカスが咲き初め、現在でも咲いていますが、そろそろ盛りも終わりそうで、薄紫や白、黄色の小さな花が、何ともいじらしく咲いています。代わって、チューリップの芽が頭をもたげ、初々しい緑の葉っぱが目立つようになりました。これを毎朝見て、大きさを確認するのが楽しみです。もっとも、植えた覚えのないスイセンは、庭のあちこちで、黄色い花をすでに咲かせていますがね。

 でも、ノボが散歩していて辺りを見回しても、今年は何となく見すぼらしい気がします。本来華やかな筈の梅の花も目立たなく、野辺や林も静まり返り、早春の浮き浮きした気分が湧かないのです。桜の開花も例年より早いという予想でしたが、このところの寒さで、どうやら例年より遅くなるとか。勿論、那珂市の桜は、冬の様相そのものです。彼岸も過ぎ、暑さ寒さも彼岸までと言いますから、もう少し暖かく、華やかになってもいいと思うのは、ノボだけでしょうか。

 ここ3年間、コロナ禍で、春の楽しみを自粛した感がありましたが、今年は大手を振って春が楽しめそうです。ノボは、昔の職場の仲間で結成した“アメ横会”で、年3,4回アメ横で吞んでおり、その一環で、3月下旬は、上野公園の桜の下でお酒を吞んでいました。コロナ禍で4年間実施していませんでしたが、今年はようやくこの28日に開催することになりました。東京の桜の開花が18日、満開が28日という予報でしたので、開催日を決めたのですが、どうもまだ開花していないようですから、満開は大幅に遅れそうです。暖冬とは言っても、寒暖の組合せで気候が変化し、自然界はそれに忠実に反応するのですね。どうも春の訪れが足踏みしているような。

 でも、春の訪れが遅いとは言っても、そろそろ桜も開花し、満開になれば、自然界も世の中も、少しは華やかになるのでしょうか。花粉の飛散も少なくなることでしょうから、ノボの庭仕事の出番になります。庭のあちこち、雑草が我がもの顔に蔓延っていますが、これらを一網打尽に除去し、チューリップの株の位置を考慮して、パンジーを植え替えます。そしてツツジも咲いて来ますから、チューリップとパンジーとツツジのコラボが楽しめ、春の訪れから春爛漫になる訳です。

 そんな庭のカラフルな様相を想像しながら、静かな早春の夕べ、ビールと赤ワインを楽しみながら、春の訪れを祝福したいですね。 (令和6年3月22日)