ノボの生き活きトーク 610号: 宮崎帰省その5,異例の梅雨明け | 生き活きノボのブログ

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 どうやら戻り梅雨ということで、那珂市ではようやく雨が降っています。これがいつまで続くのか? まあ、お湿りと涼しさをもたらす恵みの雨ではあります。

 さて、宮崎帰省の話も5回目、これで終わりにします。6月下旬の宮崎では、25日を除いて雨が降らず暑い日が続き、異例の早さで梅雨が明けました。勿論、ノボが高校生まで過ごした頃は、こんなこと経験していません。本来ムシムシした梅雨どきなのに、晴れて暑い宮崎を満喫できるのはいいのですが、心配事が出てきました。それは関東地方でも27日に異常に早く梅雨が明け、雨が降らず、猛暑が続いていることです。那珂市の自宅の庭にはペチュニア、インパチェス、ベコニア、ゼラニウム、サルビア、マリーゴールドの花々、枝豆、ナス、ピーマン、パセリなどの野菜を植えており、留守中は梅雨の期間だから天からの貰い水で潤おせると思っていたからです。猛暑と日照りが続き水やりしなければ、花と野菜は間違いなく枯れます。宮崎にいて関東地方の連日の猛暑のニュースで知りながら、ガッカリすること限りなし。

 でも、遠くにいてジタバタしても仕方ありません。暑さの続く宮崎で7月になり、正午頃栄養軒でとんこつラーメンを食べ、その後一人で歩いて宮崎美術館に行きました。宮崎美術館は女房の実家から歩いて15分程度の所にあります。現代的な建屋に入ると、広い室内空間は冷房されていて快適です。ノボはまず図書コーナーに行き、普段見ることの出来ない陶磁器の解説書を見ました。このコーナーには以前にも来ており、芸術関係の書籍が充実していることから楽しめるのです。ところが、コロナ禍ということで、利用が1時間に制限されていました。ガッカリしましたが、1時間座って楽しみました。その後は、常設室で所蔵の絵画や版画の無料展示がなされていましたので、観ることにしました。真夏の暑さの平日の午後ということもあり、ノボの貸し切りで好きなだけ時間をかけてゆっくり鑑賞できます。続いて、別室で宮崎の画家展も無料でやっていましたので、これも一人でゆったりと楽しみました。宮崎にも個性的な画家がいたことを知りましたが、ノボが気に入った作品は、数十年前の“こどもの国”の風景を描いたものです。南国風の植物で飾られた庭園は、まさにノボが子供の時に見た風景の雰囲気を醸し出し、懐かしい気分に浸りました。この絵の絵葉書か複製がないものか、ミュージアムの販売コーナーを物色しましたが、残念ながらありませんでした。この美術館の同じ敷地には堂々とした立派な音楽ホールもあり、毎年5月に宮崎国際音楽祭が開催されることで知られていますね。

 ノボ夫婦は、台風4号を気にしながら帰途につきました。夕方、那珂市の自宅に帰り着き庭を眺めると、花と野菜は健気にも何とか生き延びており、感動しましたね。

 ということで、宮崎帰省シリーズはこれにて終了し、今夕はその思い出とともに、冷たいビールと焼酎のオンザロックで祝杯をあげます。 (令和4年7月13日)