ノボの生き活きトーク 134号: 旧交を温む | 生き活きノボのブログ

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 昨日は雨、今日も朝から曇っていましたが、午後3時過ぎから雨がポツポツ落ちてきました。ノボは、慌てて散歩から帰ってきましたが、若干濡れました。今日は米国の独立記念日、アメリカでは晴天の下、祝賀で盛り上がっていることでしょう。ノボの誕生日、つまり独立した日も、毎年、アメリカ中の人々から祝ってもらっていますね。

 さて、昨日は、関東一円、雨でしたが、ノボは、高速バスで東京へ出掛けました。というのも、大学の教養時代のクラス仲間のAとYと久し振りに会って、飲むことにしたからです。Aとは今年一度会いましたが、Yとは28年振りの再会です。待合せは、午後1時、上野公園の西郷さんの銅像の前でしたが、雨が降るなんて全く思考外でした。強い雨の中、予定の15分前に傘をさして銅像に行くと、流石に誰もいません。しかし、建物の軒下で雨宿りしていたAがノボを見つけたのか、傘をさしてやってきました。そして数分後、Yも傘をさして現れました。降りしきる雨の中の、とんだ再会でした。

 さっそく、どこで飲むのか協議しましたが、浅草の麦とろ本店に行くことになりました。銀座線で移動し、麦とろ本店に入ると、二階に案内され、そこではプーンと畳の香りが漂ってきました。ノボは、この時期、この匂いを嗅ぐのが大好きです。浅草寺駒形堂が真下に見えるテーブルに着き、早速『むぎとろ昼膳』を注文しました。これは懐石料理に近いもので、旬の前菜、割鮮(鮪、烏賊、帆立、長芋、人参、茗荷、胡瓜、ヤングコーン)、揚物(揚げとろ、天出汁、生姜)、煮物(芋万頭、亀甲飴、柚子胡椒)、焼物、食事(むぎとろ)、デザート(とろろ入り抹茶のアイスクリーム)と、美味しさとバラエティに富むものでした。これに、ココファームの赤ワインがありましたので、ボトルで注文し、次に冷酒に移りました。

 全く遠慮する仲ではないので、ざっくばらんにお喋りし、お互いに、欠損していた情報を確認し合いました。しかし何より、AとYが、アレルギーはなく、何でも良く食べ、よく飲む様子を見て、健康で元気なことが分かりました。考えてみれば、年金生活者はノボだけで、AもYもまだ第一線で働いているのだから、元気なのは当り前なのか。

 十二分に麦とろを堪能した後、近くにある『駒形どぜう』に行き、どじょうを食べることにしました。まだ午後4時頃なので、勿論、店内はガラガラです。ノボは、17年前、AとYも相当以前に、ここに来たことがある。早速、どじょう鍋を注文し、出されたどじょうにごぼう、刻んだネギをたっぷりと載せて煮ました。これをつっつきながら、日本酒を飲むと最高で、そこに店内の作りが江戸情緒を醸し出す。7月1,2,3日は、お客に団扇をプレゼントするということで、夏の風物を貰いました。

 学生の頃、文集を出したり、自転車で日本横断したり、社会人となっても上野界隈で飲んだり、赤坂溜池の今は無きベルマンズポルカで歌って飲んだり、実にいろいろなことが現在に蘇り、楽しい一時を過ごしましたね。(平成27年7月4日)