思えば、昔から周りにはお金持ち・資産家と言われる人達がいました
だから金銭感覚と考え方(だけ)は、
かなり資産家寄りだと思う
SNSで見かけるお金情報とはちょっと違う
元金融OLによる地に足のついたお金の話
SNSでは
お金の引き寄せ〜
お金は使うほど入ってくる~
お金のブロックをはずそう〜
その類の話、よく見るんだけど
お金の引き寄せ
初めて聞いたときは、何の努力もせず、何も変えることなく、お金が舞い込むことだと思ったわ。
周りのお金持ちの言動を思い出すと「引き寄せた~」って言う人もいるけど、
ごく一部。
そう、ほんっっっの一握りよ。
引き寄せ関係全般について言えることだけど。
わかるっちゃ~わかるけど、本当にそうかね?と私は思う
というか、
その言葉に我々一般人が魅せられるのは危険じゃない?とすら思う。
だってさ、 お金の引き寄せ って何でもかんでも身の回りにおこる事象に意味づけしたくなるし、
極端な解釈もしやすい。
医療保険請求したら日帰り手術代で10万引き寄せた~とか、忘れてた昔の通帳が出てきて◯万引き寄せた〜とかね。
いや、もともと自分のお金だから
自分の経験から言うと、この概念に囚われていたときって、判断力が鈍るし正しい努力に目が向かなくなってた時期。
そう、絶賛弱気の時期にハマった考え方なので、現在はこれ系から距離を置いています。
で、話を戻すわ。
秘書をしていると、ブラックカードや会員制ホテル、レストランなどのインビテーション、なんとか会員権のお誘い、展示会やパーティーに食事会のご招待、その他様々なご招待やギフトなど、社長宛ですが沢山いただきます。
でさ、憧れてる人にはすっっごく羨ましい世界のことかもしれないけど…。
別にこれらについて 引き寄せた~ とか言わないもん。
100歩譲って引き寄せだとしても、ほしいもの、望んでいたものなら「引き寄せ成功」で、それ以外は営業やらお返しやら何やらだし。
あとね、ご招待されるほどお金を落としているとも言える。
顧客サービスの一環でご招待や贈り物をすることはよくあるでしょ?当然顧客情報を把握してるわけだから、そりゃ~それなりのもの贈ってくるよ
たださ、わかりやすい人の方が引き寄せ(というか、自分の好みのもの)を頂きやすい。
これは絶対だと思う。
お酒が好き よりも 純米酒が好きとか
甘いものが好き よりも ○○のケーキが好きとか
なにも難しいことじゃないのよ。
接待する側、贈る側に視点を変えたらすぐわかること。
私もちゃんと贈り物を用意するときは、そりゃ~もぅ記憶力と推察力をフル動員よw
そう、たとえばこんな感じに。
※実在の人物像じゃないですよ。念のため
ネクタイがエルメス率高め、学生時代吹奏楽やっててクラシックが好き、昔○○に駐在していたから○○贔屓。
筆記具にはこだわるタイプ。辛いものは苦手。
ご本人はお菓子はあまり食べないし詳しくもないけど、以前差し上げた○○のチョコはすごく喜んでたな。(奥様かお子様が好きなのかしら?)
私がつけてたネックレスと同じマークのピアスやリングを奥様もお持ちで、お気に入りらしい(マークってかアルハンブラww)
お子様が○○のファン。
子供が独立したらずっと夢だった○○のスポーツカーに乗りたい。
こういう情報は全部頭に入ってるので、関係者限定の事前内覧会やパーティーなどは、まず最初に○○が好きってわかってる方へご案内するわ。
だって、Aさん、Bさん、Cさんがいたら、一番喜んでくれそうな人に差し上げたいじゃないの。
もちろん個別手配するギフトだって、高いものからお手頃なものまで、その方の好みに合わせて用意するわよ。そんなの当たり前じゃな~い
裏を返せば
好みがわからない方への贈り物って激ムズ事案である。
ちなみに、社長宛のご招待が多い中、私まで恩恵にあずかることがあります。
だが、業務としてだから。
いくら著名人に会おうが、パーティーや展示会のご招待を受けようが、業務。
もちろん貴重な機会としてありがたく頂戴しますが、事前に勉強しておくことも多いし、参加後は御礼状はもちろん、場合によってはレポート作成したりやること多いよ。
そういう細々した背景を無視して切り抜いて話せば 引き寄せまくってる人 っぽく見えるかもしれないけど。
やっぱりみんながイメージする引き寄せとは違うんじゃないかなぁ。
というわけで、
自分とあまりにも前提が違う人なのに、そこを無視してなんで私は引き寄せられないんだ!!とガッカリしたりやっぱり叶わないんだ…って落ち込んでいるよりも。
普段からあなたの好みをオープンにしておく。
その方があなた好みのものが届く近道だと思う。
ちょっと長くなったので、
欲しい=無いの波動とか
ノートに書くと願いが叶うとか、与えると入ってくるへの秘書的視点はまた今度