Big Bayou 後編 | 馬鹿も休み休み言いなさい

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1974年、Gib Guilbeauは、元Byrdsで旧知のGene Parsons、オリジナルメンバーのChris Ethridge、Sneaky Pete Kleinow、L. A. GetawayでChris Ethridgeと同僚だったJoel Scott Hillと共に、Flying Burrito Brothersの後期バージョンを結成。1975年にアルバム『Flying Again』


をリリースしました。

収録メンバーは以下のとおりです。

Arranged By [String Arrangements] – Sneaky Pete

Bass – Chris Ethridge

Drums, Tambourine, Guitar, Harmonica – Gene Parsons

Guitar – Joel Scott Hill

Guitar, Fiddle – Floyd "Gib" Guilbeau

Pedal Steel Guitar – "Sneaky" Pete Kleinow

Piano, Organ – Spooner Oldham

Producer – Glen Spreen, Norbert Putnam


『Flying Again』が酷評された後、ベーシストで創設メンバーのChris Ethridgeがバンドを脱退し、元バーズのベーシストSkip Battinが代わりに加入しました。これにより、バンドのオリジナルメンバーはSneaky Pete Kleinowのみとなってしまいました。そして1976年に5枚目のスタジオアルバム『Airborne』

をリリースしました。

収録メンバーは以下の通りです。

Bass – Jamie Faunt

Drums – Bugs Pemberton

Guitar, Drums, Banjo, Harmonica, Vocals – Gene Parsons

Guitar, Mandolin, Fiddle, Vocals – Gib Guilbeau

Pedal Steel Guitar – Sneaky Pete Kleinow

Percussion – Jimmy Seiter

Piano – Luis Cabaza, Vambo

Producer – John Fischbach, The Flying Burrito Bros


『Airborne』はバンドにとってコロンビアレコードから出た2枚目で最後のアルバムとなりました。このアルバムのリリース直後、商業的成功が得られなかったためレーベルはFlying Burrito Brothersとの契約を解除しました。


Columbia Recordsに解約された後も、Flying Burrito Brothersはツアー活動を続けていました。そして、1977 年にマーキュリーとのレコード契約が締結され、アルバムのレコーディングに着手しました。

しかし、その年の後半にレコードがリリースされた時、驚きが待っていました。それは、このアルバムがFlying Burrito Brothersの名義ではなく、新しい名前「Sierra」でリリースされたからです。ただし、3月から12 月までのほとんどのライブ ショーは、依然として「The Flying Burrito Brothers」として宣伝されていました。アルバム『Sierra』

は商業的に成功しませんでした。

収録メンバー

Bass Guitar, Backing Vocals – Thad Maxwell

Drums – Mickey McGee

Horns – Tower Of Power Brass Section (tracks: A3,B1)

Lead Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar, Backing Vocals – Bobby Cochran

Pedal Steel Guitar – (Sneaky) Pete Kleinow

Piano – Felix Pappalardi (tracks: A2,A3,A5,B1,B2,)

Producer – Felix Pappalardi

Rhythm Guitar, Backing Vocals – Gib Guilbeau


Gib Guilbeau、Joel Scott Hill、 (Sneaky) Pete Kleinow、Sierra のドラマー、Mickey McGeeは、Skip BattinとGene Parsons(手首の怪我のためギターを担当) とグループを再結成し、Flying Burrito Brothers として再びツアーを開始しました。

1979 年までに、Joel Scott HillとMickey McGeeの代わりとして、それぞれGreg HarrisとEd Ponderが雇われました。この間にGene Parsonsもグループを脱退しました。このバンドのシャッフルされたラインナップは、1979年にテネシー州を拠点とするリージェンシー・レコードから『Live from Tokyo』

をリリースしました。

このアルバムは、元々、1978年に「Close Encounters on the West Coast」

というタイトルで日本で発売されました。

メンバーは、

Bass, Vocals – Skip Battin

Drums – Ed Ponder

Fiddle, Guitar, Vocals – Gib Guilbeau

Guitar, Banjo, Vocals – Greg Harris

Producer – The Flying Burrito Bros

Steel Guitar [Pedal], Vocals – "Sneeky" Pete Kleinow


このアルバムは世間や批評家から全く相手にされませんでしたが、アルバムからシングルカットした、マール・ハガードの「White Line Fever」

のカヴァーが、アメリカのカントリーミュージックチャートの下位に達しました(ブリトーズのシングルがチャート入りしたのはこれが初めて)。これが、バンドの3年間の商業的成功の始まりとなりました。


その間もGib Guilbeauは1978年にソロアルバム『Gib Guilbeau』

をリリースしています。そして、同じ年に謎のレーベルBrian RecordsからThe Flying Burrito Bros名義でリリースされた『Burrito Country』

は、10曲中7曲がGuilbeau作の事実上Guilbeauのソロアルバムでしたが、公式か海賊盤かグレーな存在となっています。


一方、John Belandは、Kris Kristofferson、Rita Coolidge,、Kim Carnes、Dolly Parton、Ricky Nelsonなど名だたるアーティストのツアーやレコーディングに参加した後、なんと、GuilbeauのいるBurrito Brothers(この時期はカーブレコードの意向でFlyingが取れている)に加入することになりました。 


カーブレコードからの最初のシングル「She's a Friend of a Friend」

は、米国カントリーチャートのトップ70にランクインしました。1981年1月にはアルバム『Hearts on the Line』

をリリース。さらに2枚のシングル「Does She Wish She Was Single Again?」

と「She Belongs to Everyone But Me」

が米国カントリーチャートのトップ20にランクインしました。

この時のメンバーは、

Bass – Skip Battin

Guitar, Vocals – John Beland

Steel Guitar – "Sneaky" Pete Kleinow*

Vocals – Gib Guilbeau

ですが、Skip Battinは、アルバム発売前にバンドを去っていました。

そして、翌1982年にリリースされたBurrito Brothers『Sunset Sundown』

において、Gib GuilbeauとJohn Belandのデュオになってしまいました。

一応、オリジナルメンバーのSneaky Pete Kleinowも収録には参加していますが、サポート扱いで、ジャケット写真にも載っていません。

参加メンバーを見ていると、

Banjo – Larry McNeely

Bass – Dennis Belfield

Drums – Ron Krasinski

Harmony Vocals – Billy Thomas, Lynn Nilles (tracks: A2)

Keyboards – John Hobbs

Percussion – Alan Estes

Saxophone – Tom Scott

Steel Guitar – Sneaky Pete Kleinow

Vocals, Fiddle, Harmony Vocals – Gib Guilbeau

Vocals, Guitar, Guitar [Dobro], Harmony Vocals – John Beland

と、Larry McNeelyとTom Scott以外はスタジオミュージシャンで脇を固めた形になっています。

John Belandは 1980 年から1984年、そして、1986年から1987年までBurrito Brothersで活動していました。

活動期間の大半は、Gib GuilbeauとJohn Belandが唯一の「公式」メンバーで、ミュージシャンが入れ替わりながら活動していました。

余談ですが、1983年初めから 1984年までライブでは、The Red Horse Bandと呼ばれるテキサス州シャーマン出身のカントリー バンドが、バックバンドを務めていました。

1986年には、The Red Horse Band 『Borderline』

というアルバムをリリースしています。

当初は「ワイルド レッド ホース」と呼ばれていましたが、後に「レッド ホース」に改名しました。


Gib GuilbeauとJohn BelandのBurrito Brothersは、1984年にアルバムを録音しましたがお蔵入りになっています。

そのアルバムは1995年になってようやく日の目を見ることになりました。

それが、英国のSundownというレーベルからリリースされたBurrito Brothers 『Double Barrel』

という作品です。

収録曲は、

1      She's Single Again

2 New Shade Of Blue

3 Price Of Love

4 Ain't Love Just Like The Rain

5 One More Time

6 Sailor

7 No Easy Way Out

8 Tonight

9 Hearts Of My Eyes

10 Ain't Worth The Powder

11 Late In The Night

12 I'm Confessing

13 Let Your Heart Do The Talking


そして、1987年には、なんとSwampwaterを再結成し、アルバム『Reunion』

をリリースしました。

参加メンバーは、

Bass, Voice, Steel Guitar – Thad Maxwell

Drums, Voice – Mickey McGee

Guitar, Voice, Organ, Banjo – John Beland

Keyboards – Charlie Harwood

Lead Vocals, Fiddle – Gib Guilbeau

Steel Guitar – Sneaky Pete Kleinow

となっており、オリジナルメンバーのStan Prattは参加しておりませんが、代わりにSierra,The Flying Burrito Bros, Burrito Brothersで共にしてきたMickey McGeeがDrumsで参加しております。

KeyboardsのCharlie Harwoodは、1979年、Sneaky Pete Kleinowのセルフタイトルアルバム『Sneaky Pete』

にも参加している人物で、その後、1981年のBurrito BrothersのHearts On The Lineツアーに参加しましたが、Sneaky Peteとほぼ同時期にバンドを脱退しています。

ちなみに、『Sneaky Pete』には、Gib Guilbeau とMickey McGeeも参加しています。

話を戻しますが、Swampwaterの3rdアルバム『Reunion』は、1st、2ndアルバムとは程遠い出来栄えで、どちらかというとのBurrito Brothersのアルバムだと言っても過言ではない内容となっています。


Gib Guilbeauは、その後も90年代までThe Flying Burrito Brosに散発的に演奏と録音を行いました。


1994年には、Flying Burrito Brothers 6枚目のスタジオアルバム『Eye Of A Hurricane』


をリリースしました。

参加メンバーは、

Bass – Chris Ethridge

Drums [Guest] – Ronnie Tutt

Pedal Steel Guitar – Sneaky Pete Kleinow

Producer – Brian Cadd, John Beland

Vocals, Fiddle – Gib Guilbeau

Vocals, Guitar, Mandolin – John Beland

Vocals, Keyboards – Brian Cadd

となっております。

オリジナルメンバーのChris Ethridgeが久々に参加していますし、オーストラリアロック界のレジェンド、Brian Cadd、元エルビス・プレスリーのドラマー、Ronnie Tuttとチームを組み、まったく新しいバージョンのFlying Burrito Brothersを結成しました。

セッションはテネシー州フランクリンのBrian Caddのスタジオで行われました。

収録曲は、

1 Wheel Of Love(Cadd, Beland)

2 Like A Thief In The Night(Cadd, Guilbeau, Beland)

3 Bayou Blues(Lindsey, Guilbeau)

4 Angry Words(Cadd)

5 Rosetta Knows(Beland)

6 Heart Highway(Cadd, Guilbeau, Beland)

7 I Sent Your Saddle Home(Guilbeau, Guilbeau)

8 Jukebox Saturday Night(Cadd, Beland)

9 Arizona Moon(Cadd)

10 Wild, Wild West(Beland)

11 Eye Of The Hurricane(Cadd, Guilbeau, Beland)

12 Sunset Boulevard(Guilbeau, Beland)

13 Smile(Ethridge)

Vocals – Chris Ethridge

となっており、曲のほとんどはCadd, Guilbeau, Belandによって書かれ、1曲はChris Ethridgeによって提供されました。ちなみに、「I Sent Your Saddle Home」は、Gib Guilbeauの息子Ronnie Guilbeauとの共作となっています。余談ですが、Ronnie Guilbeauは、1992年にPalomino Roadというバンドを結成し、1993年にセルフタイトル『Palomino Road』というアルバムをリリースしています。

最初のシングルはGeorge Jones's 1955の1955年のシングル「Why Baby Why」

のカヴァーで、ビルボードのホットカントリーシングル&トラック(現在のホットカントリーソング)チャートで46位に達しました。アルバムからの2枚目のシングル「The Best That You Can Do」は1993年にリリースされましたが、チャート入りはならず、同年後半にバンドは解散しました。


話を元に戻しますが、BelandとCaddは、イギリスのロンドンにあるマグナム・レコードのためにアルバムをプロデュースしました。アルバムをサポートするために、Sneaky Pete Kleinow,Brian Cadd, John Beland,Gib Guilbeauは、90年代初頭にヨーロッパをツアーし、クラブやコンサートで演奏しました。驚いたことに、Chris Ethridgeはツアーの数日前に姿を消し、バンドは急遽ナッシュビルのベーシスト、LARRY PATTONとドラムのRICK LANOWを雇わざるを得なくなった。このツアーは、マグナムから『Live in Europe』

というライブアルバムを生み出した。

参加メンバーは、

SNEAKY PETE KLEINOW - Pedal Steel Guitar

GIB GUILBEAU - Fiddle, Rhythm Guitar, Lead Vocals & Harmonies

JOHN BELAND - Lead '56 "Pull-String" Tele, Harmonies and Lead Vocals on ...

"You Ain't Goin' Nowhere" and "Sweet Little Colette"

LARRY PATTON - BASS

RICK LANOW - DRUMS


PRODUCED BY JOHN BELAND & GIB GUILBEAU

収録曲は、

1. DIM LIGHTS THICK SMOKE

2. YOU AIN'T GOING NOWHERE

3. HICKORY WIND

4. WHITE LINE FEVER

5. SWEET LITTLE COLETTE

6. BIG BAYOU

7. SWEET SUZANNA

8. WILD HORSES

9. SILVERWINGS

10. HELP WANTED

11. CANNONBALL RAG

12. WHEN IT ALL COMES DOWN TO LOVE

13. WHEELS

となっています。


Gib Guilbeauが最後に参加したThe Flying Burrito Brosのアルバムが1997年にリリースされた『California Jukebox』

です。

参加メンバーは、

Accordion – Jo-El Sonnier

Acoustic Guitar – Buck Owens

Bass – Dennis Belfield

Drums – Gary Kubal

Fiddle, Lead Vocals – Gib Guilbeau

Guitar, Mandolin, Harmonica, Bass, Accordion, Castanets, Lead Vocals, Harmony Vocals – John Beland

Harmony Vocals – Billy Thomas

Keyboards – Tony Harrell

Lead Vocals – Charlie Louvin, Waylon Jennings

Lead Vocals, Harmony Vocals – Larry Patton

Producer – John Beland

Slide Guitar – Al Perkins, Sonny Landreth

Steel Guitar – Sneaky Pete Kleinow

と超豪華です。

収録曲は、

1 San Fernando Road(Beland)

2 Windfall(Farrar)

3 Sweet Susannah(Guilbeau)

4 Back To Bayou Teche(Landreth)

5 California Jukebox(Beland)

6 Buckaroo(Morris)

7 Tomorrow We'll Do It Again(Knuth)

8 World Without You(Beland)

9 Dance, Dance, Dance(Young)

10 Willin'(George)

3:35

11 Two Hearts(Louris, Olson)

12 I Ain't Livin' Long Like This(Crowell)

13 Take A Walk On The Edge(Cadd, Beland)

14 My Baby's GoneHouser*

15 Cjb Revisited(Beland)

となっており、Guilbeau作1曲だけでBeland作が5曲、残りはカヴァー曲で占められています。

The Louvin Brothersから同世代のNeil Young、Emmylou Harris、Linda Ronstadt、はたまた、ネオカントリーと呼ばれたSon VoltやJayhawksまで、新旧織り交ぜたカヴァー集となっており、正にCalifornia Jukeboxといった素晴らしい作品でした。


その後、Gib Guilbeauは、奏者として他のアーティストのサポートなどはあったものの、本格的に活動したのは、2001年リリースのBrothers『 Children Of The Fifties』

でした。 

参加メンバーは、

Producer – D. Cotton, G. Guilbeau

Vocals, Bass – Ernie Williams

Vocals, Fiddle, Acoustic Guitar, Drums – Gib Guilbeau

Vocals, Lead Guitar, Rhythm Guitar, Piano – Wayne Moore

Vocals, Rhythm Guitar – Darrell Cotton

となっており、かつて、The Hinkley Valley Boys、The Hi-FlyersでGib Guilbeauの同僚だったDarrell CottonとErnie Williams、そして、その3人とThe Four Young Menで同僚になったWayne Mooreという表題のとおり50年代から一緒に過ごした仲間が集結した。

収録曲は、

1.We Shall Rise Above It All (Guilbeau, Beland)

      Piano, Guitar – Albert Lee ,Vocals, Bass – Ray Tapia

2.Poor Boys Dream (Cotton, Williams, Guilbeau, Moore)

3.That'll Be The Day (Holly, Allison, Petty)

4.It's Only Make Believe (Twitty, Nance)

5.Blue Blue Day (Gibson)

6.Teen Angel (Surrey)

7.You've Been Torturing Me (Cotton, Williams, Guilbeau, Moore)

8.You're The Reason (Edwards, Henley, Imes, Fell)

9.Only The Lonely (Melson, Orbison)

      Vocals, Bass – Ray Tapia

10.Singing The Blues (Ensley)

11.Ashes Of Love (Anglin, Jim Anglin, Wright)

12.Donna (Valens)

13.Just Before Dawn (Miller, Aldridge)

        Vocals, Bass – Ray Tapia

14.Young Love (Joyner, Cartney)

15.Danny Boy (Public Domain)

16.Peggy Sue (Holly, Allison, Petty)

17.Indian Love Call (Hammerstein II, Harbach, Friml)

18.Hinkley Valley Boys – Radio Show 1957

Performer – Darrell Cotton, Ernie Williams, Gib Guilbeau

オリジナル曲は3曲のみで、他はおそらく、自分たちが子供の頃に聴いていたであろう曲のカヴァーが中心となっています。

最後の10分間は、Darrell Cotton, Ernie Williams, Gib Guilbeauが組んでいたグループHinkley Valley Boysの1957年のRadio Showの貴重な音源です。メンバーは、3人の他に、

Doug Mack piano, 

Sammy Watson lead guitar, 

Blackie Taylor steel guitar, 

Doug McGarrett, Marylin BlairとTex Dentonでした。


Darrell Cotton, Ernie Williams, Gib Guilbeauの3人は、カリフォルニア州ビクタービルのジョージ空軍基地で出会いました。

彼らはよく集まって、どこかの兵舎や友人の家で練習していた。すぐにリードギターを弾くScotty Thompson、ドラムのDave Pappsと出会いました。

グループとして彼らは基地周辺のさまざまなクラブで頻繁に演奏していましたが、ある時点でプロとして歌ったり演奏したりすることに真剣に取り組み始めました。

しかし、グループの一部は空軍を除隊して去ってしまいました。


残ったDarrell Cotton, Ernie Williams, Gib Guilbeauは、Shasta LabelからThe Hi-Flyersとしてシングル「 I heard an angel cry / They call you the lover  」

を録音しました。これは両面共、3人のオリジナルソングでした。Jerry Wallaceがこの曲でリード ギターを演奏しました。

後にJimmy Wakelyがこの曲を録音、1960年にリリースしヒットしました。

次に彼らは「Darrell, Gib and Ernie」という名前で 2 枚のシングルを録音しました。

DARRELL, GIB & ERNIE「 I goofed / Mirror mirror on the wall」 (Shasta 133)


DARRELL, GIB & ERNIE: Just or unjust / Don't bet on a promise (Shasta 147)


DARRELL, GIB & ERNIEはリードギタリストを探していました。Wayne Mooreがリードギタリストとしてグループに加わりました。Wayne Mooreの加入はバンド名の変更を意味しました。FOUR YOUNG MEN が決定され、グループは「バラエティ音楽、フォーク、ポップスのようなもの」を演奏しました。このタイプの音楽は、Wayne MooreとGib Guilbeauのハードコアカントリーやブルーグラスのバックグラウンドとはかけ離れていました。フォークとポップスは 1960 年代初期に商業的に利益を上げたタイプの音楽だったので、FOUR YOUNG MEN はマネージャーのアドバイスに従って、その音楽の方向性でレコーディングと演奏を続けました。

そして、いくつかのシングルがリリースされました。


1960:

- BOBBY EDWARDS & FOUR YOUNG MEN: You're the reason/I'm a fool for loving you (Crest 1075)

- FOUR YOUNG MEN: You been torturing me / See them laugh (Crest 1076)

1961:

- FOUR YOUNG MEN: Sweetheart of senior high / Just for tonight (Crest 1083)

- FOUR YOUNG MEN: That man Paul / Garden in the rain (Dore 621)

1962 (Released as "YOUNG MEN FOUR"):

- YOUNG MEN FOUR: Don't be bashful, little girl/Goodbye, bye, bye, bye (Crest 1109)

- YOUNG MEN FOUR: Davey Jones / Once there was love (Star Delta SDR-1002)

- YOUNG MEN FOUR: The walk/Still walkin (Star Delta SDR-1003) 

ざっくりGib Guilbeauの最初期について振り返りました。

この後の活躍については、前編をご参照ください。


さて、Brothersの『 Children Of The Fifties』以後、Gib Guilbeauの名前を聞かなくなりました。

次に彼の名前を聞いたのは2016年に彼が亡くなった時でした。

その翌年に、息子のRonnie Guilbeauが、スワンプウォーターの生き残りメンバーと共に、最後のアルバムのために再結成するという情報が流れてきました。

セッションはテネシー州ナッシュビルで行われ、有名なプロデューサーのラリー ロジャースと共同制作される。

再結成アルバムには、特別ゲスト アーティストの出演がある。

バンドのオリジナル メンバーが新しく書いた曲とメンバーが選んだスワンプウォーターのクラシック曲で構成され、リリース予定日は 2017 年秋の予定で、2017 年から 2018 年にかけてライブ ツアーの日程が続きますとのことでした。

そして、リハーサル トラックの「Mare Take Me Home」を聴くことが出来るようになっていました。

スワンプウォーターは、2017年9月12日から17日までナッシュビルで開催される今年の第18回アメリカーナ・ミュージック・フェスティバル&カンファレンスに参加することを楽しみにしている。

そして、再結成アルバムの予算はクラウドファンディングによって寄付を募り、制作およびマーケティングプラットフォームの必須費用に充てられるとのこと。

制作 - スタジオ、プロデューサー、ミュージシャン、マスタリングを含む。製造 - CD、ビニールレコードのプレス、クリエイティブなパッケージとポスターを含む。報道およびメディアの宣伝 - 米国、英国、ヨーロッパでのグローバルなアウトリーチとプロモーション。ラジオ キャンペーン - 放送、プロモーション、CD の配送費用が含まれます。旅行とツアーのサポート - アルバムのレコーディングとライブ演奏中の交通費、宿泊費、食事、日々の費用が含まれます。

ご支援をよろしくお願いします

とのことでしたが、ファンディングは失敗に終わりました。

2017年3月12日 (日曜) の01:25 UTC +09:00 までにプロジェクトのファンディング目標に達しませんでした。