湯田川温泉 隼人旅館のムコ旦那デス。
                    創業300余年 幕末志士浪漫「新徴組」本部跡

              隼人旅館


$湯田川温泉 隼人旅館のムコ旦那ブログ-外観

維新回天の魁、幕末志士・清河八郎が組織した浪士組を起源とし、徳川幕府四天王の一つ「庄内藩」の下、江戸市中取締りの任に就いていた「新徴組」。戊辰戦争が始まり、庄内藩の江戸引き上げと共に新徴組も出羽庄内の湯田川温泉へ移ることに。湯田川の地で新徴組本部が置かれたのが当館「隼人旅館」です。

湯量豊富な源泉かけ流しのお風呂と、庄内の旬の食材をつかった料理を御用意して皆様のお越しをお待ちしています♪山形県庄内地方の観光の拠点として、是非、湯田川温泉・隼人旅館をご利用ください。


湯治、日帰り宴会、立ち寄り入浴もやってますよ♪


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般若塚のセェドカミ 少連寺

 

 こんにちは。

 

 2/18日に鶴岡市文化会館で公演される市民ミュージカル「蜂子の皇子物語」に向けて稽古中のムコ旦那です。

 

 滑舌が20年前の演劇部時代のようにはいかず、苦戦しています。

 

 

 

 さて、1/27日の晩に以前から行きたかった鶴岡市少連寺の【セェドカミ】のお祭りの宿に行ってきました。

 

 以前は毎年2/1に行われていた行事でしたが、現在は1月の最終土曜日に行われています。

 

 

 【セェドカミ】とは塞の神、道祖神の事で、集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに主に石碑や石像の形態で祀られる神で、村の守り神、子孫繁栄、旅や交通安全の神として信仰されています。

 

 少連寺の般若塚のセェドカミは石造りの陽物形の御神体が3体祀られていて、1体には天保10年(1839)の銘があります。

 

  

  一番左の小さいやつが一番大きかったそうですが、数年前に落として折れたそうです。

 

 

 この祭りは、小学校1年生から中学校3年生までの男児で行う祭りで、御神体を宿(以前は寺だったが現在は公民館)に移して祀り、夜中と早朝に太鼓を叩き、五色の御幣を持ち、唱え言を唱えながら村中を廻り、餅やお菓子などのご馳走の寄進を受け、宿に泊まり、村からすべての災厄を追い払うように祈ります。昔、この地方に大凶作がおこり数多くの子供が死に、その子供の霊を慰め、また子宝に恵まれますようにと祭を始めたといいます。

 

 夜の廻りを【ヨダレホー】(夜鳥追い)、朝の廻りを【アサダレホー】(朝鳥追い)と言って「イチジクトリハ シジュウカラ コガラ カツラモイデ ドウモイデ ションダワラサブチコンデ オニガシマサナガシタ ヨダレホー(アサダレホー)」と唱えながら廻ります。また、新婚の嫁を貰った家に行って「(屋号)の嫁は、びっきでだっこで鼻欠けデブで良い嫁なるようホーイホイ」と唱えて来ます。

 

 昔は宿に入りきれないほどの人数でやっていたそうですが、今年この祭りに参加した子供は、小学2年生1人、小学5年生1人、中学3年生1人の3人しかおらず、次に入ってくる子供は現在2歳だそうなので、来年からは2人か1人の年がしばらく続くようです。数年前に現在中学3年生の子も1人で2年間やったそうです。この子のお父さんは「やめるのは簡単だけれども、できる限り続けて行って欲しい」と言っていました。

 

 来年は、ムコ旦那も宿に泊まって村廻りも体験したいと思います。

 

 

 

 

 

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