Darkglass Electronics
Aggressively Distorting Advanced Machine
(A.D.A.M)
上記記事の後日譚で述べたとおり、結局Beeboともお別れしてしまった。そんな甲斐性無しの主は性懲りも無く代用品を調達すべく、始動(懲りない)。
要件
以下の要件で絞り込みを行った。
- 多機能(コンプレッサーは必須でそれ以外にプリアンプ、ディストーション、EQ、D.I、チューナーなどの機能があると良い)
- 欧米製(こればっかりは趣味のモノなので妥協できない。主の外国かぶれは伊達じゃないのだ)
これら要件で絞込みを行った結果、以下の3機種が最終候補となった。
1. TECH21 BASS FLY RIG V2
所感
同梱物
A.D.A.Mとご対面。筐体はミリタリーテイストなグリーン。この個体は右上の「ADAM」表記から恐らく前期型と思われる(現行は正式名称が表記されている。)前期後期で性能差はないので気にしない。
Beeboのポップな感じとは真逆の無骨さを思わせるルックスだ。
A.D.A.Mの持つ機能を簡単に羅列すると
- コンプレッサー
- プリアンプ
- ディストーション
- 6バンドイコライザー
- インパルスレスポンス(IR)機能
- ヘッドホン出力
- ダイレクトボックス(D.I)
- クロマチックチューナー
- MIDI入力対応
- AUX入力
- ステレオ出力
- オーディオインターフェイス機能
- Bluetoothペアリング(アプリ「Darkglass Suite」でのIR入れ替えやスマホの音楽再生)
背面
左側
A.D.A.Mの入力信号の処理プロセスは下図のようになっている。
- Aスイッチはコンプレッサー比率の変更及びバイパス
- Bスイッチはディストーションモードの変更及びバイパス
- CスイッチはIRの変更及びバイパス
よく潰れると評判のMXR Dyna Compさん
○イコライザー(IQ)
チューナーは1音ずつのチューニング。B、Cスイッチ同時押しで起動する。精度は普通に良いと思う。スライダーの左半分ぐらいがコードのアルファベット(格子越しに見るイメージ。見づらい)表示で右2列がチューナー表示部分。真ん中より上が♯下だと♭となる。完璧なピッチになればスライダーとフットスイッチ上のLEDが緑に光る(下図参照)。
⚪︎アプリ
Darkglass Suiteでは上述のとおり、IRを好みで入れ替えたり、有志作成のプリセットをダウンロードして自分のA.D.A.Mに反映させることができる。
好みのアンプとマイクの組み合わせを選択しても良し。
有志の作成したセッティングをダウンロードしても良し。
最大6つのプリセットが設定できるみたいだが、DLのプリセットは3つまでしかできない?ちょっと良く調べんと分からん。アプリの操作はマニュアルでも全然詳細に触れてないので完全手探りだが、フィーリングで慣れていく。
他にもオーディオインターフェイス機能など試していない機能がいくつかあるが、それは追々追記していく予定。しかしとうとうこれでApogee Oneが完全にお役御免になってしまったな...