皆さん、こんばんは。古村勇人です。
何て心を尽くす方なんだろう。大忙しのスターから直筆の手紙が届くことなんてめったにありません。そんな思いがけないお礼状を頂いた翌日だったので、市川由紀乃さんの活動休止発表には本当に驚きました。
先月、板橋区立文化会館でのコンサートにお伺いしましたが、コロナの病み上がりを感じさせない熱唱に会場は拍手喝采！
ヒットメドレーで幕を開けた後は、昭和の流行歌を歌いながら芸人を支える健気な妻を演じ、そこからトラック野郎☆ゆき五郎への大変身！もうふり幅がスゴくて、あまりのはじけっぷりに笑いが止まりませんでした。
後半は白打掛で作ったドレスを身に纏い、昭和歌謡曲を "Exotic Mix" と題した斬新なアレンジでエンジン全開。プロジェクションマッピングと融合させたヒット曲『花わずらい』と新曲『ノクターン』は圧巻のクライマックスで、見応えたっぷりのコンサートに感激しました。
と同時に印象的だったのは、「ご縁を頂く」という言葉でたくさんの方に感謝を伝え、CDを販売するレコード店まで紹介するあたりは、本当にその思いがないとなかなかできることではありません。
また、事務所の皆さんも心のこもった方ばかりで、帰り際にはおみやげをわざわざ走って届けて下さったんです。きっとこれは市川さんの素晴らしい人柄がチーム全体に伝染しているんだろうなとつくづく感じました。
それだけに松平健さんの芸能生活50周年記念公演の降板は残念で仕方ありませんが、一番悔しく苦しい思いをしているのも市川さんのはず。今はその優しさを自分自身に向けて、ゆっくりゆったりじっくり治療に専念して頂きたいと思います。
市川さんなら絶対に大丈夫！！大勢のファンの皆さんに関係者もみんないつまでも待っています。僕も憂いに満ちた歌声を再び聞けることを楽しみにしながら、一日も早いご快復を心の底からお祈りしております。